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燕山荘

きれいな秋空。



今朝は雲の多い朝で始まり、日の出も雲の中となってしまいました。それでもそこに広がる雲がなかなか美しい朝でした。ただ、日差しがないと気温は上がってきません。昨日よりは多少寒さの緩い朝でしたが、昨日以上に寒く感じる朝となりました。もちろん今日も氷点下ですが。


しかし、雲はだんだんと少なくなってきて、きれいな秋空が広がりだしてきました。現れた雲は巻雲や羊雲で秋らしい空でした。これらの雲は刻々と様子を変えていくのでそれが気になり、用もないのに外へ出たり入ったりを繰り返してしまいました。本当にきれいな空でした。
気温は低いものの日差しの下では暖かさを感じる日中は、外ベンチでゆっくりされる方が多くいらっしゃいました。このところの晴天に誘われ、連日予想以上に多くの方が登ってこられ、少々驚いています。おそらく休日ごとに天気が悪かったことも関係しているのでしょう。

日中になってくると雲はさらに少なくなり、青い空に秋枯れの山肌がとても美しく、秋山を満喫するにはもってこいの一日となりました。ただ、日が当たる所はいいのですが、日陰はとても寒く、タンク掃除をしていて流れ出る水はすぐに凍ってしまっていました。日向と日陰では随分と温度差があります。
太陽の光溢れる日中となりましたが、15時を過ぎると早くも夕方の気配が漂い始め、気温も下がりだしてきます。
雲もなく、非常にクリアでこの時期らしい日の入りでした。17時10分前には太陽は沈んでしまい、急に夜が訪れてきました。秋の夕日はつるべ落としといいますが、まさにその通りだと感じました。ついさっきまでは太陽が輝いていたのに。17時半といえば明かりのない山の上ではもう夜です。

日が沈むころ、東の空もピンクに染まり、もう間もなく満月となる月が昇り始めてきました。そして、それから少しすれば街の明かりが灯り始め、長い秋の夜が始まり出します。今夜も冷え込みそうです。
明日も好天となりそうです。このところの冷え込みにより、夜間には水道を止める日々が続いています。おそらく明日もそうなることでしょう。2700mの山の上では一足早く、冬の入り口へと入りつつあります。夏山感覚での登山は危険を伴います。とにかく気温が低く、日の入りも早くなってきていますのでそれを踏まえてお越しください。ただ、秋の山もとてもきれいです。
河地

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