今日も燕岳は見えて。
今シーズンの冬期営業も明日のお泊りまでとなりました。このままいけば冬本来の厳しさになることなく終わってしまいそうです。冬山としては比較的登り易い条件が続いたことは、登山される方には良かったのではないのでしょうか。ただ、冬本来の厳しさだけは忘れてはならないと気を引き締める今日この頃です。
今日で五日続けてご来光を見ることが出来ました。この記録、どこまで続くことでしょうか。
ただ天気は下り坂に向かっていたようで、日の出後まもなく太陽は雲に隠れてしまいました。でも、雲を通してぼんやりと見える太陽もなかなかきれいなものです。
日の出後、ガスに包まれてしまった燕岳ですが、お昼過ぎより再び姿を見せてくれました。周りの景色はガスや雲に覆われて見えないのですが、燕岳だけ見えているのがちょっと不思議な天候でした。それにしても新たな降雪がないので山肌の積雪量が減っているのが分かりました。
午後遅くなるにつれて、風雪が強まりだしてきました。ただ、気温は-10℃と決して低い気温でもなく、それほど多くの積雪にはならなさそうな降り方でした。
そんな天気の悪くなった午後は、皆さん、豆炭こたつに入ってのんびりとされていらっしゃいました。外は吹雪でも中はこたつでぽかぽかと。そのギャップが良くも感じられるのではないのでしょうか。
河地