少し寒さは緩んで。


今朝は冷え込みました。玄関先の温度計はマイナス8℃台。昨夜は一時、マイナス9℃台まで下がりましたが、放射冷却があったため、街の熱が上に上がって来て、山の上では朝になって少し気温が上がったようでした。(それにしても寒い朝でした。}松本の方は朝、車の窓が凍って大変でしたとおっしゃていました。信州では街にも冬の足音が近づいているようです。そして、昨日は雲で見えなかった裏銀座や立山が白くなった姿を見せてくれました。やはり、北部の方が雪が多かったようですね。
起きた頃は街の灯りも見えていたのですが、日が昇る頃になると冬特有の川霧などが出来ていました。昨日の霧氷はまだ残っていて、朝日に照らされきれいでした。

今日の日中は風も弱く、気温はほぼ氷点下でしたが、日差しの温もりを感じられる一日でした。

今日は水源地の閉め作業に行ってきました。昨年とほぼ同じ位の日まで水を上げることが出来たので、この先、小屋閉めまでの水はなんとかなりそうです。先日の雪が残っていて、ちょっと寒々しい光景の中での閉め作業となりましたが、水は枯れることなくたくさん湧き出していました。その水源地に感謝の気持ちを込め、手を合わせて作業を終えました。これからはタンクに貯めた水だけでやっていくので、節水のご協力にご理解の程お願いします。

気温の割には日差しがあって、少しは過ごしやすく感じる一日でしたが、やはり寒いには変わりはありません。そんな一日の夕暮れは、とても美しいものでした。
日が沈んだ後、鹿島槍など白くなった北部の山々には太陽の光が当たり、美しい赤色となりました。
河地