9月27日 点描。
さかきです。
9月最後の週末土曜日、一日通して概ねいいお天気。
紅葉の色づきも日毎に深みを増し、秋晴れに誘われて今日も多くの人で賑わいました。
9月27日、今日の点描です。
<日の出>
雲海越しに、たおやかな日の出。
その分、モルゲンロートは淡い感じで、落ち着いた朝の雰囲気でした。
“上品”と言いましょうか、そんな感じを受けました。
<物資輸送>
数日遅れで、ヘリコプターの物資輸送が行われました。
新鮮な野菜や新たな物品が届くわくわく感は、何度飛んできても消えることはなく、今日も颯爽とフライトする東邦航空の機体には惚れ惚れします。
最も、山小屋に届く物資は、多くの人出と労力がかかっています。燕山荘グループの場合、麓の業者様からの荷物は、有明荘近くにあるケーブル事務所にて荷受け、荷物運搬用のケーブルで運ばれ、一度合戦小屋に集荷されます。そこで雨などにさらされないように荷造りがなされ、それがヘリコプターによって吊られて、各山小屋へと輸送される・・・各方面の協力があってこその山小屋の運営です。
ありがたいことです・・・
今日最後の回収荷物(可燃ごみ等)を吊り上げ、雲の中へと消えて行った機体。
また二週間後にお世話になります。
関係各所の皆さま、いつもありがとうございます。
<ななかまど>
シンボルツリーのななかまど。
▲9月25日撮影
2日前の色具合との違いがよくわかります。
<夕刻>
昨日とはまた感じの違う夕景。
樅沢岳の左肩越しに沈んでいきました。
昨日お伝えした通り、やはり時間にして17:45頃でしょう。
気づけば、穂高連峰上空には、月齢5.3の細い月が、凛と輝いていました。
19時現在で大天荘の温度計は6.5℃を表示。
すっかり晴れ渡っている分、今夜も少し冷えそう・・・秋は益々深まります。
<おまけ>
私が中天井岳で夕景を収めていると、女性3人組が後追いで到着。
皆さんが日の入を鑑賞している後ろ姿が何となく絵になっていたので、こっそりシャッターを切ろうとしたところ、その内のお一人が、
「2年前の日の出の時も撮ってブログに乗せて頂きました。ちょうど今頃です。」
とのこと。思わず、えっ!です。
2023年9月25日付大天荘ブログに、確かに載っていました。上から4枚目と5枚目の写真です。よろしかったらどうぞ。
今回もブログの話題にご協力頂き、ありがとうございました!
