「秋」に踊らされる。
さかきです。
午前中のやや湿っぽい空模様から、午後はやや雲多めではあったものの、秋にふさわしい清々しい青空が覗きました。
麓の街並みは隠れてしまっていましたが、ベンチに腰掛けてのんびりするには絶好の日和。
デジタルに振り回されるこのご時世にあって、こういう自然の中に身を置いて、ある意味“ぼーっと”する時間は、貴重かもしれません。
◆
9月も残すところ数えるばかり。
昨日の雨で、草紅葉含めた山肌の色づきは更に進んでいます。
夕方、中天井岳に向かう道中の南斜面は、夕陽を浴びて見事に“秋色”。
それを主に演出しているのが、このクロマメノキ。
先日のブログでも認めましたが、赤いじゅうたんがあちらこちらに。
本当にきれいです。
中天井岳から見下ろす光景、秋本番の色合いです。
しかし、なぜこうも「秋」にまつわる事象に、我々は心躍らされるのでしょう・・・
そして迎える日の入り。
左手のピークは北鎌尾根の独標。10月後半になると、夕陽もこの辺りに沈んでいきます。
今日は雲が入っていたので、正確な日の入の時間はわかりませんでしたが、概ね17:45頃ではないかと思われます。
秋の日の入前後、雲のない晴天の状態ですと、やはり緩急はありますが冷え込みます。
小屋に戻る道中は、弱いながらも冷たい西風に頬が悴みました。
明日明後日は9月最後の週末。
秋晴れを期待したいところですね・・・
