勝手口からの光景。
さかきです。
昨日までの3日間、よく雨が降りました。
山の日連休に山行計画されていた方々には生憎の空模様となってしまい、登山そのものを見合わせたり延期されたりなど、残念な事だったと思います。
一方で、今頃から渇水気味になりがちな稜線上の山小屋にっとは、恵みの雨ともなりました。
今日辺りからお盆休みの方も多いかと思います。是非リベンジ叶うことを祈念致します。
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従業員の食事は、朝晩中心にもっぱら厨房の配膳台で摂ります。
私はいつも定位置で食べますが、そこから小屋裏手の斜面の様子が、勝手口の窓を通して見えるわけです。
視力がいい人は、きっと雷鳥達がうろうろしている場面も見えるでしょう。
今日、気づけば、黄色の花がぽつぽつ。
しばらく風雨が続き、外に出ることがままならなかったので、朝食後久しぶりに花の観察に出かけました。
▲ミヤマキンポウゲ
▲ウサギギク
▲ウメバチソウ
私は、ウサギギクのことを“山のひまわり”と勝手に呼んでいますが、これを見ると、夏の終盤に差し掛かってきたんだな・・・ふとそんな思いに浸ります。
この勝手口の窓から見える裏手斜面の様子で、その時々の季節感を感じとることができます。
6月は残雪・・・
7月は淡い高山植物の葉っぱの色・・・
8月は今日の花々達・・・
9月は草紅葉・・・
10月は枯れた褐色の葉っぱ・・・
11月にはうっすら新雪が。
たかだか勝手口ではありますが、この窓から感じ得る季節感、私にとっては日々の大切な一コマでありまして・・・この厨房の配膳台で摂る朝食は、なかなか乙なものなのです。
