山の日です。
さかきです。
今日は「山の日」です。
2014年に祝日法の改正案が国会に提出され、2016年1月1日施工の改正祝日法にて制定の運びとなりました。
そして2016年より、祝日として稼働しています。
気づけば、丸10年が経つ勘定です。
それまでは、「海の日」連休が夏山登山の一番混みあう日でしたが、「山の日」が出来て以降は、お盆休みと連動する形で、今頃が一番人通り賑わうようになったと記憶します。
そんな今日ですが、昨日に引き続き断続的に雨風強い一日、人通りもまばら。
あの雷鳥家族さえ、姿形現しません・・・
それでも数名の方が、燕岳登山口からほぼ全身びしょ濡れにも関わらずお越し頂き・・
最後にご到着された方は、靴を脱ぎ、さらに脱いだ靴下は絞ると水が滴り落ちるほど。
しかし感心したのが、おもむろにザックの中から、しっかり防水対策されたスタッフバックより乾いたタオルで足周りを拭かれて、新しい靴下を出し、スッと履きなおされた事。
うん、山慣れした方だな、と瞬時に感じました。
この方含め、皆さん装備や体力面はしっかりされているようで、思いのほか元気に到着されていたのが印象的でした。
あえて「山の日」だから、無理を押してお越し頂いたのかどうかは定かではありませんが、数時間よく頑張って頂きました。
正直、明日も天気予報は・・・。
「あぁ、あの年の山の日は散々な天気だったなぁ。けどよく頑張ってなんとか大天荘に辿りついたよな。」
と、時が経って思い起こした時に、ほろ苦くもちょっぴり楽しい思い出としてよみがえってくれれば幸いです。
こんな日でも、「小屋の中ではゆっくり寛げた」と思って頂ける山小屋であり続けたいと、改めて心に刻んだ、今日一日でした。
