遠く山形から。
さかきです。
昨日のような夕立に見舞われるような雰囲気は感じられない、穏やかな昼時が流れる大天荘周辺。
とは言うものの、稜線を境に安曇野側は雲が湧き立ち、この時期らしい夏独特の様相です。
薄雲が広がっていることもあって、一頃に比べると外気温はそれほど高くはありません。
そよ風もあり、歩くのに心地よい一日です。
そんな小屋周りを散策して最近目を引くのが、「オヤマソバ」。可憐な花をつけ、風にそよそよと揺れているを見るにつけ、心が落ち着きます。
漢字で書くと「御山蕎麦」。
ソバの花に似ており、山を敬って言う「御山」に生えていることからつけられたこの「オヤマソバ」。
このブログでも度々登場しますが、秋になると葉っぱはオレンジ色に色づき、やがてドライフラワーのように様変わりしていきます。
燕山荘のブログを見ると、咲き始めたようですが・・・
大天荘周りのトウヤクリンドウは、一つ二つぽつぽつと、蕾を付けた株が確認できはじめたところ。
もっぱら“秋の花”の代表格の一つですね。
そんな昼下がりの今日8月4日です。
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昨晩は、燕山荘の冬のスノーシューツアーでお世話になっています、蔵王インストラクター協会の方々が、遠く山形よりお越し下さいました。
普段は皆さんそれぞれ別のお仕事をされていますが、時間を割いては蔵王連峰の登山道整備やスキーのインストラクターなどをされている、多才な方々。
ただ、この3,000級の稜線上の山小屋を利用される機会はほとんど無く、昨晩食堂越しに見えた稲光や街の灯かりには、新鮮もってご覧になっているのが、とても印象的でした。
また来冬には「樹氷ツアー」でお世話になります。宜しくお願い致します。
