神秘な場面。
さかきです。
大袈裟かもしれません、しかし私にとって今日の午後は、この光景を通して、大気の神秘、自然の神秘、地球の神秘をひしひしと感じたのです・・・
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「雷三日」。
ことわざ通りとなります。
昼過ぎから穂高連峰上空はじめとして、大天井岳から見渡す限りの空には、積雲から発達中の雲が無数に点在し始めました。
そして16時回る頃、大天井岳界隈は一時的に激しい雷雨に見舞われます。
そこからです、うまく言葉では表現できない、神秘な光景が眼前に展開されるのです・・・
食堂よりご夕食召し上がられているお客様の、ものすごい歓声が。
外を見てみると・・・
かなりはっきりした、というより“強い虹”が現れていました。
普段見る虹よりも、何か物々しい感じで、やや恐怖心さえ覚えました。
雨はものの十数分で止み、もう少し虹を追いかけようと外に出てみます。
すると・・・
上空には、めったに見ることのできない「乳房雲」が確認できました。
この雲の出現は、周辺上空の大気の状態が不安定の証。
どうりで強い夕立があったわけです。
そして今一度雷雲のある東側にレンズを向けて、何気にシャッターを切ると、
虹とともに、有明山手前の山腹に稲妻が走る瞬間を捉えていました。
左端に一本筋が通っているのおわかりになるでしょうか。
今日のような様々な自然現象、時として甚大な被害をもたらすことがありますので軽々には言えませんが、神秘そのものです。
それから日没にかけては・・・
画像だと迫力半減してしまいますが。
とにかく美しく、凄かった・・・
