今日は夏至。
さかきです。
今日は夏至。
昼間の長さは、一年のうちで今日が一番長い日ですが、冬至と同様、暑さはこれからが本番。
3000m級の北アルプスにあっては、これからが緑色濃くなる、瑞々しい初夏の季節を迎えます。
今年は、久しぶりに冬の降雪量が多かったこともあり、花の開花が幾らかずれ込んでいますが、午前中、中天井岳まで散策する中で、まだ種類こそ少ないものの、この陽気に誘われるように、花びらを目いっぱい太陽に向けている様を楽しめました。
▲イワウメ
▲キバナシャクナゲ
▲ミヤマキンバイ
▲ミネズオウ
風に吹かれて、ゆらゆらするこの子たちを見ていると、本当に心底癒されます。
私などは、ひと昔前は、花など目もくれなかったのに・・・年を重ねると、価値観も多様するものですね・・・
ちなみに、
コマクサは、あちらこちらで蕾をつけた株を見ることができます。
開花まではもう少々といったところでしょうか。
大天荘のシンボルツリーである“ななかまど”。
以前にもお話したと思いますが、いちように芽吹かないのは、雪解け具合により、枝が陽ざしを浴び始めるタイミングが、真ん中と両サイドではずれるためです。
この秋も、きっと赤い実をたくさんつけて、雷鳥達の口に入ることでしょう・・・
そんな今日も、雲と空の青さとのコントラストが絶妙な、いい時間が流れています。
下の3枚は、ブログでよく紹介している展望の良いベンチから見たもの。今日は実際に座って撮りました。
あまりにも気持ちいい光景と空気感に誘われ、思わずこっそりビールでも飲んでしまおうか、なんて考えてしまいました・・・なんて。
