燕・歳時記 Special

燕山荘通信

台風がもたらした絶景(2)


大天荘では、槍ヶ岳方面に現れた滝雲の凄さが話題になっていました。残念ながら、私のいた大下りの頭(燕山荘と大天荘の中間)からは滝雲がうまく撮れませんでした。しかし、10月11日も同じ現象が二日にわたって現れるとは。台風のもたらせた絶景に感謝です。

燕山荘からの滝雲

 

【大天荘からの朝】

槍ヶ岳からの滝雲

 

大天井岳(2922m)と大天荘
夜中にも出ていた天井沢の雲海が滝雲となって、朝から楽しませてくれました。

 

【午後燕岳へ】

燕岳に続く稜線

 

高瀬渓谷と裏銀座の山々

 

燕岳へ

 

稜線上の唐松

 

ハイ松の様な姿の稜線上の唐松
今年の紅葉は、例年よりだいぶ遅くまで楽しませてくれました。台風の影響で暖かく、表銀座の稜線は一日中素敵な縦走歩きができました。

【ライチョウの飛来】

二羽のライチョウが急に足元に飛んできました。飛んできた方向を見ると、ノスリと思われる鷹が追いかけてきて私の姿を見て反転して戻りました。このライチョウは人間を利用したのかな?しかし飛んでいる雷鳥を撮ることが出来ました。

最近、ドローンをよく見かけます。ライチョウは鷹と間違えるのか、出現の機会がめっきり減りました。ライチョウのことも考えての行動をお願いします。ドローンは林野庁や環境省の許可があっても土地管理者の判断、人や建物に関する航空法の判断基準に合わないと飛ばせないことになっています。

【燕山荘到着】

日没1時間前この状態で誰が想像できたでしょうか。
私は燕山荘に入りスタッフと昨日の日没の光景の話をして、皆興奮気味に語ってくれました。

 

【滝雲の絶景】

かつてブラジルに行ったとき見学したイグアスの滝を思わせる、それ以上の大瀑布が出現しました。1時間でこうも変わるものでしょうか。イグアスの滝の轟音まで聞こえてくるような瞬間でした。台風が日本海側を通過する時、北アルプスは荒れることが多いですが、今回のように太平洋側を通過する時は面白い現象が出現することが多く、台風一過の快晴を楽しむことが出来ます。これからは、綺麗な雪景色を楽しむシーズンに入ります。

寒くなりますとエネルギーになる食べ物が重要になります。行動食は必ずお持ちください。忘れた場合は、合戦小屋のお汁粉はお薦めです。とにかく暖かい装備でお越しください。

 

写真・文  赤沼健至

株式会社燕山荘 松本事務所

〒390-0874 長野県松本市大手2-3-10

0263-32-1535 0263-32-0898

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