燕・歳時記 Special

燕山荘通信

日本二百名山有明山(信濃富士)登頂ツアー催行しました


6月7日~8日の1泊2日で「日本二百名山有明山(信濃富士)登頂ツアー」を開催しました。出発前日、有明荘に宿泊、温泉を楽しんでいただき、翌日シャクナゲが見頃の安曇野のシンボル有明山(標高2,268m)に登るツアーです。ガイドスタッフと夕食を共にし、翌日の山行予定を含めて歓談の場をもちました。

シャクナゲが見頃の季節です。

 

朝は爽やかな涼しい風の中での出発となり、登山をするには絶好の気温でした。

▲登り始めから急登が続きます。

 

▲有明荘上部駐車場隣接の登山口からスタートし、急登を進むこと約1時間30分。ひょっこりとシャクナゲが見え始めました。ずっと登りの中で突然の癒しになる美しい花との嬉しいご対面に、皆様しきりにシャッターを切っていました。

 

▲今年は開花のタイミングがよく、少し歩く度にいろいろな所で見ることができました。白や薄いピンク、濃いピンク等、歩くたびにそれぞれの美しさと個性があり、見る花すべてが輝いているような光景に目を引かれます。

 

 

有明山に咲く花はシャクナゲだけではなく、イワカガミやバイカオウレン、ショウジョウバカマ。そして有明山では初めて見ましたが、イワウチワなど、様々な植物たちが足元を彩っています。

▲群生するイワカガミとツアー一行

 

▲イワウチワ

 

▲山頂目前の様子

 

▲日光が射し込み始める樹林帯

 

登っている最中は有明山に少しガスがかかっているような景色でしたが、山頂に着く頃にちょうど晴れ、稜線上にある燕山荘や大天荘までくっきりと見え、振り返ると安曇野の街を一望できる最高の景色となりました。

▲雪渓が残る常念山脈

 

▲山頂から見る安曇野市街

 

▲しゃくなげと燕岳

 

▲約4時間かけて有明山に登頂、皆様笑顔の集合写真

涼しい気温と晴れの山行に、皆様、安心と達成感に自然と笑みがこぼれ、昼食や写真撮影など、それぞれ山頂での時間を堪能されていました。

 

山頂には山小屋はありません。日帰りのツアーになる為、山頂を楽しんだ後時間を見て下山開始です。修験道として知られる有明山は登りも注意が必要ですが、下りも足下にはたくさんの木の根や堆積したカラマツの枯草などあるので注意深く下山します。

 

今回のツアーは天気に恵まれ、ほとんど予定通りの時間に到着することができました。皆さま、山頂からの景色を楽しまれ、無事下山できホッとされた満足感がうかがえました。登山の後の締めくくりに温泉でゆっくり心と体を癒していただけます。

有明荘玄関前

 

有明荘大露天風呂

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

このツアーのため、有明荘スタッフが手作りのお菓子をご用意させていただきました。今年は「林檎のパウンドケーキ」

 

ご参加いただきました皆様、ありがとうございました。

ガイド:井村、藏屋
写真と文:藏屋

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