燕・歳時記 Special

燕山荘通信

2023燕山荘スノーシューツアー始まりました


今年で27年目となる燕山荘オリジナルスノーシューツアー。2023年1月~3月、白馬山麓栂池高原、上高地・乗鞍、北八ヶ岳、志賀高原(新規企画)の各エリアで、燕山荘スタッフガイドによる、スノーシューツアーを催行いたします。動物の足跡探し、バードウォッチングなど楽しみ方は無限大です。楽しい有酸素運動で健康維持にも効果大、冬期期間の運動不足解消に、雄大な大自然の中で心身ともにリフレッシュできます。
■2023年燕山荘スノーシューツアーのご案内

 

【栂池自然園・白馬三山大パノラマスノーシューツアー1泊2日1回目】

正月三が日にて燕山荘の年末年始営業は無事終了し、これから3月下旬にかけての毎週末はスノーシューツアーを長野県各所にて予定しています。

1月28日からの1泊2日にて、その最初となる「栂池自然園・白馬三山大パノラマスノーシューツアー」を催行いたしました。
当初「寒冬」との予想だった日本列島、殊、長野県下においては1月半ば頃までどちらかと言えば雪の少ない傾向にありましたが、1月下旬の大寒波により、ようやくスノーシューも十分に楽しめるほどの積雪量となってきました。

 

2月いっぱいまでは、特に山沿いを中心に晴天率は極めて低く、ツアーと晴天・白い峰々の絶景が上手く共有することはなかなか叶いませんが、本格的に冬山・雪山を始めてみたい、興味があるという方々には、うってつけの入門編がこのスノーシューだと思います。

 

燕山荘の数あるスノーシューツアーの中で、今回の栂池ツアーはスノーシュー初めての方にとって一番手軽に楽しめるものとなっています。初日は宿周辺の雪原にての足慣らし、正味2時間程の散策です。初めてスノーシュー履く方でも、この初日で概ね取り回しはマスターできます。ちなみに、お天気さえよければ、この雪原から白馬岳~鹿島槍ヶ岳の眺望が見事です。

 

二日目は、栂池高原スキー場のゴンドラを利用して一気に1,600m弱まで標高を稼ぎ、そこから栂池自然園に向けてのスノーシュートレックです。積雪量等、雪の状況を見て色々なコース取りできるのが、栂池周辺の醍醐味。

 


栂池自然園辺りは森林限界ではないものの、ダケカンバやブナなどの落葉広葉樹のおかげで、この時期は木々の間からの見通しが比較的よく、お天気が良ければ遠くは八ヶ岳や南アルプス、そして北信の峰々の眺望を楽しむことができます。

 

ただ、今回は新たに降り積もった雪の量が半端なく、登り斜面では所々膝から腰までのラッセルを強いられ・・・いい運動にはなりました。

 


目的地の栂池自然園には昼前に順調に到着。
参加者の皆さん全員で大きな雪のテーブルを作り、ランチタイムとしました。

 

雄大な白馬三山を拝むことは叶いませんでしたが、昼頃まではほぼ風も無く、この時期としては比較的穏やかな陽気に恵まれ、栂池らしい豊富な雪の量と寒さを体感できた、上々のツアーだったように思います。

下山は、おもいっきりヒップソリを併用して天然の滑り台を作って楽しみました。
ご参加頂きました皆様、ありがとうございました。

 

担当ガイド:井村、榊
写真と文:榊

株式会社燕山荘 松本事務所

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