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燕山荘

燕山荘スノーシューツアー 栂池1回目。


燕山荘の年末年始営業を終え3週間余り、先週末からスノーシューツアーを開始致しました。

   ▲栂池自然園入口にて 白馬岳方面を望む

第1回目となった栂池ツアー、この冬は全国的に積雪量が多いと耳にしますが、小谷村に位置するここ栂池自然園一帯もここ数年来でとても豊富な積雪量を誇っています。

この自然園入口から見渡す光景、細かい低木は全て雪の下に隠れ、見事な雪原と化しました。

加えて白馬三山が望めれば言うことなしでしたが、そこは有数の豪雪地帯だけあり、晴天率の低いこの時期、青空と風が無かっただけでも上々ということで収めて頂きました。

 

【1月29日】

   ▲前山ジャンプ台にて

ツアー初日は、宿周辺の低山にて足慣らし。

通称“前山ジャンプ台”であるこの高台からは、晴天下であれば白馬三山から五竜岳・鹿島槍ケ岳まで望める、手頃な展望台です。

眼下には栂池高原スキー場が一望、しかし週末にも関わらずスキーヤ-の影はまばら。新型ウィルス感染者数が急増し、その影響を被っていると聞いてはいましたが、なんとも寂しい感じです。

2時間弱の足慣らしにてこの日は終了。

 

【1月30日】

   ▲栂の森周辺

2日目は行程通りいざ!栂池自然園に向けて出発。スタートは栂池ゴンドラリフト終点の栂の森から入山します。出発して間もなく「ニホンカモシカ」を目撃したのですが、逃げ足早くカメラには収めること叶わず・・・雪を物ともせず越冬するかれら自然界の動物達には、ヒトのスピードは比ではありませんね。

   ▲神の田圃にて

通過地点、「神の田圃」。

ここも見晴らし良ければ背後に白馬三山がバッチリの所ですが、今回は お・あ・ず・け です。

   ▲成城学園ヒュッテ手前

   ▲栂池自然園手前

時折覗かせる白馬乗鞍岳の尾根筋と青空は、足取りを軽やかにさせてくれます。

   ▲栂池自然園入口にて

昼前には無事に全員到着。ここでランチタイムとしました。

その後は、自然園の東側に位置する大斜面、“ヒップソリ”を使い、皆さんおもいっきり雪まみれになりながら存分に下りを楽しみました。

※雪の状態によって雪崩等のリスクがある場合には、下りのルートはその都度変わります。

 

ツアー期間中、白馬の峰々にはご対面できませんでした。

しかし、お世話になった宿のご主人にお聞きしたところ、栂池高原一帯の今年の雪の多さは、ご主人のメモによると2006年以来ということ。豊富な積雪量、スノーシュー本来の醍醐味が味わえた2日間となったのではないでしょうか。

スキー場も近隣の宿も、できうる感染症対策はしっかり取られているに加えこれだけの多くの雪、それゆえにこの感染症には歯がゆいばかりです。

 

是非この雪の醍醐味を感じて頂きたいところですが・・・

 

ご参加頂きました皆様、ありがとうございました。

担当ガイド:井村克彦、榊寛昭   写真と文:榊

次回は、北八ヶ岳ツアー1回目、2月4日発です。

※燕山荘の各スノーシューツアーご参加ご希望の方は、こちらよりWeb予約が便利です。

(大天荘さかき)

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