穏やかな晴れ。
日の出も6時を過ぎるようになってきました。昼間の長さがどんどんと短くなっていきます。今朝も美しい御来光を見ることが出来ました。
日中は風も弱く、気温は高くはありませんでしたが日差しの下では暖かく、穏やかという言葉がぴったりの一日でした。燕岳の雪はだいぶ融けてしまいましたが、大天井岳や、槍、穂高岳方面は真っ白で雪の量の違いを感じます。
そして、日の入りも穏やかで美しいものでした。太陽が沈むほんの少し前が山肌の色が一番きれいになります。ちなみに今日の日の入りは16時52分でした。夏山感覚でお昼過ぎから登り出される方がいらっしゃいます。たいていのかたh最後はヘッドランプを付けて、またかなり疲労困憊でのご到着となっています。日の入りも早くなっていますし、夕方になると気温も下がりだしてくるので、ご注意下さい。
登山道の様子
今、登山口辺りはまだ紅葉がきれいです。日の出も遅くなってきたので、6時前だとまだ暗いです。
富士見ベンチの下辺りからちらほらと雪が出てきますがこの辺りはまだ土の上を歩く方が多いです。
合戦小屋辺りから雪は増えてきますが合戦の頭まではまだ雪と土の上を交互に歩きます。疲れた時や体が冷えてしまった時は合戦小屋のお汁粉はいかがでしょうか。
合戦の頭から上ではほとんど雪の上を歩くことになります。積雪は多くはありませんが、人雪面はつるつるになっています。チェーンアイゼンが適しているかと思います。雪の量が少ないため12本のアイゼンではひっかけてしまうため歩きにくいです。
途中から見る大天井岳はひと際白く見えます。つまり雪の量が違うということになります。稜線歩きは合戦尾根を歩くのよりは
難易度が上がりますので、無理をなさらないでください。また雪があることによって歩く時間は多くかかるようになります。
河地