いつしか秋めいて・・・
さかきです。
▲槍・穂高連峰
何日ぶりかで大天井岳山頂から全容を見ました。
外に出てみると、なんとなく湿っぽさを感じた朝。なるほど、この稜線に浮かぶ雲は、山の大地に保水されたここ数日分の雨水、弱いながらも朝方陽ざしで熱せられてできたものなのでしょう。
山頂から辺りを見渡すと、いくつかの沢筋を見ることができるのですが、今日は普段以上に沢合から聞こえる水流の音が大きく聞こえました。これまた山に保水されたものが、まだまだ放出状態にあるのだと実感できます。加えて、二ノ俣谷の水流の幅がいつもよりも広く、一際白さも目立つのが目視できました。
雨は今のところ小康状態ですが、秋雨前線は未だに日本列島に停滞中。明日からまた雨が降りやすくなるようで・・・思わず髪の毛を搔きむしってしまいたくなる気分です、はい。
そうこうしているうちにお盆休みは今日最終日を迎えるところが多いと思われますが、考えてみればこれで８月も半ばを過ぎつつあり・・・例年ですと、季節の移ろいをぼちぼち目でも肌身でも感じる頃になります。
▲トウヤクリンドウ
いつしか咲いていました。
これを見ると「秋だなぁ」と感じます。
▲チングルマ
この花柱の毛の感じも秋らしい様相。
▲ミヤマホツツジ
象の鼻に似てますね。
▲オヤマソバ
もうじきすると、葉っぱがオレンジ色に色づいてくるはずです。今後の冷え込み次第ですが。
植物などは、しぜんとどことなく秋めいてくるものですね。
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ここ数日ヒトの気配が皆無に等しい大天荘周辺。雷鳥やウサギが右往左往する中、今日はこの子が登場しました。
オコジョ。
こんなかわいい顔して、気性はわりと荒く、ネズミや自分より体の大きいウサギなども捕食してしまうほどのわんぱくぶり。
大天井岳山頂～大天荘の間に住み着いています。
「よく自分のこと見つけられたな！なかなかやるじゃないか。ポーズしてあげるから、上手に撮ってくれよな！」・・・なわけないか。
＜おまけ＞
まだまだ作るのに適した気温ではありませんが賄い食用に、切り干し大根、作ってます。
