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有明荘

有明山登山道の状況(6/2時点)


6月3日(木) 午前7時半現在の気温:13℃ 天候:晴れ

こんにちは。
6月2日に有明山に登頂しましたので、登山道の様子を紹介いたします。

※有明山は遭難の可能性が高い山として、長野県登山安全条例の指定登山道に含まれており、登山届の提出が義務付けられています。しっかりと下調べし、山岳保険への加入や、ヘッドライト・非常食・防寒着などを準備し、安全で楽しい登山を心掛けましょう。

 

山頂までのコースタイムは「山と高原地図」によると登り4時間、下り3時間です。
雪はありませんので、アイゼンやチェーンスパイクは不要ですが、急な斜面や木の根が多く滑りやすくなっています。しっかりとした靴で足元に注意して登りましょう。

登山口への入口は第二駐車場、または有明荘裏手の第三駐車場にあります。
第三駐車場からのルートの方が、傾斜が少し緩やかです。

今回は第三駐車場からスタートしました。

緩やかな坂道をしばらく進むと、三叉路の看板。左側が第二駐車場からの道、右が有明山。

道中に数カ所ある梯子。ロープや木を頼りに慎重に。

急坂の途中、イワカガミが咲いていました。

道の脇のシャクナゲ

4合目の標柱。3合目と半分辺りから急登と交互してなだらかな道も現れ、歩きやすくなります。

最初の鎖場。岩場をトラバースしますが、横に打たれた鉄の杭が3本あり、足場に困ることはありません。

小尾根に出ました。

急登が続きます。

シャクナゲのトンネルを抜けます。

ちょうど見頃のシャクナゲ

左手に15mほどの大きな岩。もう少しで6合目です。

丸太の橋。ロープもあり、足場もしっかりしています。

雨宿りの岩。

5mの鎖の岩場。慎重に下りましょう。

梯子や急登が続きます。

白い小さな石が転がっています。帰りは特に滑るので、注意して。

8合目の標柱。道がなだらかになり、視界が広がり、足取りも軽くなります。

稜線伝いに歩きます。曇りだったので、霧で左右の視界は良くありませんでした。

地面を這うシャクナゲ。こんなに低いシャクナゲは初めて見ました。

山頂に到着。ステンレスの鳥居(避雷針)が目印です。せっかくなので、さらに奥社まで進みます(20分程度)

何か所か大きな穴があるので、足元に注意。

二等三角点。

遠くに薄っすらと安曇野の平野。天気のいい日には富士山まで見渡せるそうです。

岩場をトラバース。

中岳の祠。さらに少し進むと奥社があります。お楽しみのゴールは、ぜひご自分の目でお確かめください!

 

以上、登山口から3合目半あたりまでは、急登続きで同じような景色が続きますが、途中からは視界も良くなり、アスレチックコースのようで楽しい登山でした。ただ、傾斜が急で転ぶと止まらないような道が続きますので、雨の日は特に注意が必要です。

ちなみに私は下りで脚がひどい筋肉痛になりました。しかも2日後に。ほかのスタッフから聞いた話では、登山中にアミノバイタルを飲むと筋肉痛になりにくいそうです。気になる方は試してみてください。

(土谷)

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