ようやく夏らしい青空。
今朝も日の出前は真っ白なガスに包まれ、何も見えませんでしたが、朝日が昇りだすころ、急にガスガ動き出し、燕岳が姿を現してきました。ガスに包まれていた燕岳がとてもかっこよく見えました。
また、高瀬川には雲海というかガスガ入っていて、槍ヶ岳の上のほうだけ姿が見えていて、いつもの槍ヶ岳とは違った美しさがありました。
そして、５時少し前、太陽は東の空から顔を出してきました。朝晩の気温は１０度ちょっとで連日３５度を超える猛暑の中にいらっしゃる皆さんにとっては避暑というより寒すぎるのではないでしょうか。山の上に涼みに来るのもいいものですね。
そして、今日は比較的空気も乾いていて、待ち望んでいた真っ青な夏の空を見ることがで出来ました。小屋回りも縦走路もたくさんの人でにぎわい、いつもより少し遅い夏がようやくやってきたように感じました。そのため、山小屋も大変な賑わいとなり、平日とは思えない一日でした。
富士山の姿も久々に見ることが出来ました。ここ数日は９時を過ぎるとすっぽりとガスに包まれ、展望がなくなっていましたが、今日はお昼前までこの美しい景色は見えていました。
午後はやはりガスに包まれてしまい、遠くでは雷鳴も聞かれました。夏山はやはり早出早着が大切だなと感じました。今日は体の不調を訴える方も多く、順天堂大学夏山診療所の方はとても忙しそうでした。途中で具合が悪くなった場合、無理して登って良くなることはあまりないので途中で下山する判断も大切となります。楽しいはずの登山が多くの方に迷惑をかけ、楽しくないものならないようにしたいものです。
河地
