待望の冬景色へ。
季節の進みの遅かった今年の11月でしたが、ようやくこの季節らしい冬景色となりました。そんな今朝は降雪によって変わった登山道の様子を見にいこうとした時、突然ライチョウが飛んできて、木の枝にとまり、その実を食べていました。細い枝に必死にしがみつきながらエサを食べていました。
今朝はマイナス12℃まで下がり、非常に寒い朝を迎えました。日中でもマイナス7℃と真冬のようでした。10時くらいまでは雪がちらちらとしていましたが、その後は素晴らしい展望が広がってきました。11月としては決して多くはない積雪量ですが、この雪景色に美しさを感じるとともにようやく雪が降ってくれた安心感も湧きました。
この雪を楽しみにしていらっしゃった方々で連休初日は多くの方々で賑わいました。ほとんどの方は冬用のアウターに冬用の登山靴でした。やはりこのくらい寒さが厳しいとこういった装備でちょうどいいかと思います。
日の入は16時半と早く、また久しぶりに賑やかだったため、一日があっという間に過ぎてしまった感じでした。そして、沈むと気温がどんどん下がり、マイナス13℃まで下がってきました。
今日は満月です。白くなった山肌に月明かりがあたり、外は夜なのにとても明るくなっています。月明かりに浮かぶ燕岳もいいものですね。
積雪状況
第2ベンチ
富士見ベンチ
合戦小屋
雪は第2ベンチあたりから出てきます。合戦小屋辺りで10cm、燕山荘あたりでは20cmとなっています。もうアイゼンはあったほうがいいでしょう。登りは良くてもこの連休中多くの方が歩かれているので登山道はツルツルになっています。連休中日の明日は今日で登山口の駐車場は満車となっているのでご注意ください。
燕山荘の営業も24日と25日の2日となりました。初冬の美しい景色が広がっています。どうぞしっかりとした装備でお越しください。
河地