日中は雨降らず。
今朝もまた雨音で目が覚めました。ここ最近は腫れないのが普通となってきています。こんな秋もあるものですね。しかし、6時頃より雨は上がり青空はないものの展望が広がってきました。下山されるお客様もたいへんうれしそうでした。そして、紅葉の始まったナナカマドに水滴が付き、キラキラと輝き、たいへんきれいでした。
燕岳も色づきがだいぶ進んできました。時折、ガスに隠れることもありましたが姿が見える時間が多くありました。
ここ最近では珍しく、今日は槍ヶ岳も姿が見えました。縦走路の山肌もすっかり秋の色です。ここ最近の天気のため、縦走を断念された方がとても多くいらっしゃいます。晴れていれば、紅葉の始まりだした稜線を歩くのはとても気持ちのいいものですが残念です。紅葉はこれからが見頃なので晴れてくれることを願いたいものです。
今日、ここでは展望が広がっていましたが雲海が広がり街を望むことは出来ませんでした。きっと待ちからもしばらく燕岳の姿が見えていないことでしょう。
午後になるとガスも沸いてきて展望はなくなってしまいましたが、小屋の少し南側ですごく久しぶりに3羽の雷鳥の親子に出会いました。一月以上、小屋の近くで雷鳥の姿を見かけなかったので心配していたのですが、子供も親と変わらないほど大きくなり、元気に育っているのだとほっとしました。
明日から秋の連休が始まりますが日の入りも18時前となってきて、また気温も下がってきていますので、夏山感覚での登山は危険を伴います。登りだし時間が遅くならないような計画でお越しください。
河地