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大天荘

お花畑。


さかきです。

昨夜消灯時は下界の夜景がきれいに見えていましたが、今朝起きてみると外は真っ白け。
風もやや強く、台風7号の余波なのかな、と思わせる天気でした。

そんな中、今日は所用にて午前中早々に大天荘を離れることに。

表銀座縦走路を燕山荘方面へ向かう道中、高瀬の谷間から吹き付けてくる霧交じりの強風に、とてもカメラを出せるような状況ではなく、周囲の模様は何一つ写せませんでしたが、途中“為右衛門吊岩”付近の道端は、初夏の花達が色とりどりに咲き誇り、目を楽しませてくれました。

ちょっとしたお花畑です。

00456 ▲シナノキンバイ
00453 ▲オオサクラソウ
00450 ▲カラマツソウ
00446 ▲オオバキスミレ
00445 ▲サンカヨウ
00440 ▲ツガザクラ
00439 ▲エンレイソウ
00443 ▲ミネザクラ

シーズン繁忙期に差し掛かると、なかなかここまで足を運ぶ機会がほとんどなくなるため、今日これだけ目にすることができて、気分は上々。
大天荘周辺ではお目にかかれない花が多く咲いています。

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” class=”alignnone” />さて、ここはまさに燕山荘ヘリポートから撮ったもの。今日、個人的には、燕山荘~合戦小屋にかけてのナナカマドの白い花がとても印象的で、加えて雨露に濡れてきれいでした。</p>
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久々の合戦小屋。
急ピッチで進められている新トイレの工事を合間から覗いてみましたが、既に屋根がかけられていて、だいぶ進んでいる感があります。
7月下旬から8月頭頃にかけて概ね完成→使用できる予定だそうです。

さて、今日の最後の話題は・・・
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合戦小屋から登山口にかけての水道切りのお話です(蛇口の“水道”とは違います)。
普段、雨が降るような日は、燕山荘スタッフが、雨具を着込んで鍬を持ち、合戦尾根をせっせと登山道維持に尽力しているわけですが、その作業の一つが“水道切り”。
丸太などで階段やステップを整備することは、歩きやすくする上でとても重要な登山道維持のひとつなのですが、この“水道切り”は地味ながらとても大切な作業です。
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要所で登山道を流れる雨水や雪融け水を道端に逃がしておかないと、道全体の浸食作用が進み、登山道がV字谷のように深く削れてきてしまいますし、強いては、せっかく作ったステップ等が壊れてしまう可能性もあります。

そんなわけで、今日は合戦小屋過ぎてからの本格的な雨降りと相まって、この水道切りをしながら下山の途に就きました。

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