気付けばウサギギク
さかきです。
今シーズン6月下旬に大天荘に入山して以来、雷鳴の音で夜中目が覚めました。雷雨そのものは明け方で落ち着き、日中は濃い霧の中。
霧で咽ぶ大天荘。
しかしどうやら、明日以降晴れ間が続く週間予報となってきました。今度こそ梅雨前線相手に太平洋高気圧の勢力を見せつけてもらいたいものです。
そんな梅雨明け待ちわび、真夏の陽ざしを目一杯浴びて映える花といったら、下界ではひまわりを真っ先に思い浮かべるのですが、今小屋の裏手には、黄色い花が斜面を彩っています。
▲ウサギギク
▲ミヤマキンポウゲ
気付けばウサギギク、ミヤマキンポウゲに圧倒されて、端のほうでひっそり顔を覗かせています。
余談ですが、この花達が咲いている小屋の裏手、雷鳥親子が時折歩き回るのを見かけることができるポイントです。
もし見かけたら、近くには寄らずに、遠目でそっと見守ってあげてください。
さて、昨日もお伝えしましたが、目玉売品の紹介を。今日は手ぬぐいです。
【雷鳥とコマクサ】
小屋周りに登場する雷鳥親子に、大天荘から東天井岳方面の縦走路の道端に無数に咲くコマクサをモチーフにした可愛らしいデザイン。実は今入荷待ち、8月には小屋に並ぶ予定です。
【大天荘とななかまど】
大天荘のシンボルツリーである“ななかまど”を基調として小屋と大天井岳山頂のシルエットをモチーフにしたもの。落ち着いた色合いが人気です。
どちらも大天荘オリジナル。こちらも山旅の記念に是非どうぞ。
さぁ、明日は今日霧で延期となったヘリコプターの物資輸送の繰り越し、滞りなく終わってもらいたいところです。