天気回復。

先日は強い寒気が入ってきて、各地で大雪となったようです。この燕岳周辺はそれほどひどい天候ではなく、積雪も少し増えたかなといったところです。ただ、気温は低く玄関先の温度計は-20℃を示していました。

ちなみにこれは一昨日の様子です。合戦小屋より下では雨となり、登山口辺りの雪はだいぶ融けていました。12月24日、25日はこの時期としては気温が高く、雨が降りました。それが昨日から寒気が入ってきて一気に冬へと逆戻りしました。
【登山道の様子】

有明荘前
先日の雨でアスファルトが出ていたのですが、昨日雪が少し積もって再び白くなっていました。チェーンアイゼンを使っていらっしゃる方も結構見かけました。

第一ベンチ

第二ベンチ

第三ベンチ

富士見ベンチ

合戦小屋

合戦小屋上部


合戦沢の頭上部
今回の寒気によるこの辺りの降雪はそれ程のものではありませんでした。合戦尾根では5~10センチくらい積もったかなといた感じで、まだまだ雪は少ない状態です。先日、雨だったこともあり雪面は固くなっていて、ほとんど埋まることもなく快適に歩くことが出来ています。合戦小屋を過ぎ、森林限界を越えればやはり風は冷たく、森林限界の上と下では気象条件が大きく違うのだと改めて感じさせられました。

昨日の寒気による霧氷がとてもきれいでした。松本や安曇野の街もきれいに見え、なんとなく年の瀬の街の賑やかさが聞こえてくるような気がしました。

先日の風によって出来たシュカブラ、天候が厳しければ厳しいほど美しいものが出来上がります。北部の空もそうでしたが、槍・穂高の3000m級の山々には寒気の影響がまだ残るのか雲がかかっていました。

八ヶ岳や富士山も降雪となったようで、白い部分が多くなっていました。明日は天気も良くなり、登山日和になりそうです。今年の冬は気温が高かったりといつもの冬とは違った年となっています。
河地