風雪の一日。

昨日は到着するのがやっとという状況の中で登って来られたお客様に、今朝は少しのご褒美がありました。外が明るくなり、燕岳、ぼんやりとした日の出を見ることが出来ました。ただ、それもほんのわずかな時間で準備して外へ出た時には真っ白になり、どんどん風と雪が強まってきました。

日中も一時的に景色が見えることもありましたが、ほんの一瞬ですぐに風雪の中へ。外のベンチもみるみる吹き溜まりに埋まり、ひとつふたつと姿が見えなくなりました。

お天気には関係なく、この冬の時期の大事な作業のひとつである雪を融かす融かしての水作り。お客様が増える前に進めます。きれいな雪を大きなビニール袋に取ってきて小屋の中へ運び融かします。ただ、今日のように降ってすぐの雪はふかふかですぐに融けてしまうので作っても作ってもなかなか増えていきませんので、一日に何度もこの作業を繰り返します。

18時頃より気温が一気に下がり始めました、19時半には玄関先の温度計は-20℃。久々に厳冬期らしい気温となってきました。
稲垣