日に日に寒さは増して。



今朝の玄関先の温度計は-3℃台、この秋一番の冷えこみとなりました。霜もいつも以上に濃いものが下りていました。朝日に照らされる槍ヶ岳と縦走路の写真ですが、一番手前の斜面は霜で薄っすら白くなっていました。

この霜はベンチにはまるで雪が積もったかのようにびっしりと付いていました。その落書きをよく見て見るとタイ語と思われる落書きもありました。ここ最近、10月になるとタイの方が多く来られるようになってきています。落書きにも今のインバウンドの方々の多さが現われています。

今朝も安曇野や長野の盆地には寒くなると現れる霧がかかっていましたが、日中になるとそれも取れ、きれいに街並みまで見ることが出来ました。すっかり晩秋の様相です。燕山荘の今シーズンの営業もあと1か月となってきました。

日中はきれいに晴れ渡り、青空がきれいでした。週末ではないのにテントも多くいらっしゃいました。ただ、見た目ほど暖かくはなく、日影に行けば寒いと感じる気温でした。

日の入りは16時台に入ってきていて、16時を過ぎれば太陽の日差しは大きく傾いてきます。その西日を受け、すっかり木の幹だけとなったダケカンバや落葉の始まり出したカラマツの黄金色がとてもきれいでした。

好天に恵まれた今日、久々の素敵な日の入りを見ることが出来ました。太陽が沈む位置は双六岳へと移っていました。そして、日が沈めば気温は急激に下がり始め、たちまち氷点下へと下がっていきました。10月後半ともなれば朝晩の氷点下は日常的なものとなってきます。こうなってくるといつ初雪が降ってもおかしくありませんね。
河地