青空と紅葉
連日素晴らしい日の出をご紹介することができておりますが、本日の日の出もこれまた素晴らしいものでした。
先日もそうでしたが、どんよりとした天候で諦めかけている時こそより感動できるものです。よくよく考えてみると、どんよりとしている=雲が出ている=綺麗に焼ける、という因果関係によるものなので至極当然の事象なのではないかと思いましたが、綺麗なものは綺麗です。
とても幻想的な一日の始まりとなりました。やっぱり西岳から見る常念岳はカッコいいですね。
そんな今日はちょっとテント場まで足を延ばしていつもとは違うアングルで紅葉を撮ってみました。
こう見ると、東側斜面だけではなく西岳も大分紅葉が進んでいることが分かります。青空と紅葉のコントラストが大変綺麗でした。
この写真を撮った場所はテント場の最奥部です。1番奥ということもあって、プライベート感を味わえる西岳テント場の穴場スポットです。
このスポットから常念岳を写してみるとこのようになります。
よく見ると常念岳のここから見て左側の斜面の下部も徐々に色付いているように見えます。こちら側だけではなく向こう側まで染まっていくとどのような景色になるのか、わくわくが止まりません。
また、同じスポットから今度は穂高連峰を撮るとこうなります。
これまた当然のようにカッコいいです。西岳から涸沢カールをしっかりと見ることは出来なさそうですが、あちらも綺麗に染まり始めているのだろうかと想像が膨らみます。
東鎌尾根と槍沢のカールもやはり秋の色ですね。何故こうも秋を感じる変化に心が躍るのでしょうかね。本日の大天荘のブログへ全面的に同意いたします。
最後に、小屋のすぐ脇で感じることができる私のお気に入りの紅葉を。
秋、とても好きな季節です。まだまだ楽しんでいきたいと思います。
高杉
