生き物いろいろ
こんにちは。
数日間続いた激しい雨もようやく止み、久しぶりに太陽光を浴びることができました。
ガスは多めでしたが、一時槍ヶ岳も望めました。
東鎌尾根上を槍ヶ岳に向かう人々が良く見えます。
せっかくなので小屋の周りをお散歩してみると、色々な生物に出会うことができました。
こちらはホシガラスです。
北アルプスの高山帯ではよく見られるスズメ目カラス科の鳥です。頭から胸にかけての白い斑点が夜空のように見える、という事でこの和名が付きました。
ホシガラスは、よくハイマツの実を食べています。この松ぼっくりも6月下旬に見た際は小指くらいのサイズ感でしたが、大きくなりました。季節の移ろいを感じます。
地面ではキベリタテハが日光浴をしていました。
タテハチョウの仲間で、翅のヘリが黄色くなっているのでキベリタテハと呼ぶそうです。北アルプスでは、亜高山帯でよく見かける印象です。
最後はこちら、ツキノワグマ。中々お目にかかれない、珍しい動物です。
遠くの方の斜面で食事中のようでした。本当に真っ黒なので、緑の斜面では目立っていました。あまり近くではお目にかかりたくないですが、望遠レンズ越しだったので、ついついじっと見てしまいます…
本日は雷鳥に出会えず残念でしたが、また目撃した際は雛の成長をご報告いたします。
弓場
