花、潤う。
さかきです。
今日も晴れたり、気圧の谷に伴う雨が降ったりの空模様。
気温はここ数日に比べると、やや肌寒さを感じます。大天荘の温度計では、昼間でも12℃台。
東海地方以西は梅雨明けした一方で、長野県含めた東日本はもうしばらく様子待ち。
なるほど、確かに夏の強い陽ざしが燦々と、というにはもう少し安定した空模様でないと、とは頷けます。
週末土曜日、そこそこの人並、受付に座ること多くなりますが、そこにいながらの毎年の光景・・・
大天荘のシンボルツリーである“ななかまど”、今年も白い花をつけ始めました。
繰り返しになりますが、同じ株でも花の咲き方にばらつきがあるのは、残雪の中から枝が出るタイミングに偏りが生じるため。
自然の環境に素直に応じて生きている事がよくわかります。
かわいいものです。
玄関わきに咲くのは「二ホンタンポポ」。
街中で見かけるタンポポのほとんどは外来種。
「なんだ、タンポポか」と言わず、恐らく普段じっくり見入ることなど無いと思います。
是非近くでしゃがんでよーく観察してみて下さい。
比較的大きい花ですが、繊細な造りしています。
アオノツガザクラ、小屋の裏手によく見られます。
“青みがかった花をつけるツガザクラ”という意味合いでつけられた名前・・・そのままですね。
なんとも可愛らしい形をした花びらです。ちなみに、後ろにぼんやり写っているのはイワカガミ。
今日はどの花たちも雨で潤っています。
間もなく明けるであろう梅雨のあとに、待ち構えている夏真っ盛りの陽ざしを待ちわびながら・・・
