この時期の安曇野平の朝。
さかきです。
一昨日に営業開始して以降、雨が降らなかった日は一日としてありません。
今日も昼前後から断続的に強風を伴った雨が降りました。
とは言うものの、今朝は気持ちよい日の出を見ることができたのです。
上空の強い風に靡かれたヒコーキ雲も相まって、なかなか幻想的でした。
▲穂高連峰
▲槍ヶ岳
日の出直後の陽ざしが届いた槍穂の頂が、艶やかな朝でもありました。
この後間もなくして西側から前線に伴う雲が急速に広がり、天気は下り坂となっていくわけですが・・・
徐々に雲に遮られていく光景の狭間に、安曇野平の田んぼがよく見て取れました。
まだ稲穂が伸びきっていない田んぼは、一面に張られた水が朝の陽ざしに照らされ、それは美しいものです。この時期の風物詩です。
ちなみに、画像を真横に走っているのが「高瀬川」、右端に湾曲して見えるのが、燕岳登山口辺りを源流とする「中房川」です。
いずれの河川もこの先で、松本方面から流れてくる「犀川」と3本合わさり、やがては「千曲川」、最終的には「信濃川」と名を変えて、新潟市内にて日本海へと流れていきます。
今晩も一雨ありそうですが、明日の午後からしばらくは梅雨の中休みとなりそうで、待望の晴れ間が期待できそうです。
晴れ間を待ち望んでいるのはヒト様だけではなく、ここ数年来で開花が全体的に遅くなっている、このミヤマキンバイもそうではないかと。
すでに花をつけている株はありますが、今週の梅雨の中休みの晴れ間に誘われ、テント場から玄関前にかけて、鮮やかな黄色が一面に広がることでしょう。
