稜線でも芽吹きが始まり出しました。
雲の多い朝でしたが、その切れ間から差し込む赤い太陽の光がほんのりと雪面を赤く染めました。今日は昨日から延びているヘリコプターの荷上げ日だったので嬉しいご来光でした。
7時前より荷揚げ作業が始まり、最盛期に向けての飲物や売品などたくさん届きました。
荷揚げ作業の後は雪切へと出かけました。雪解けのスピードが加速してきていて、この作業も頻繁に行わなくてはならなくなっています。
雪の上を歩く部分は日に日に少なくなっていますが、ピッケル、アイゼンは今しばらくはあった方がいいかと思います。雪切作業がもう少し進めば、チェーンアイゼンだけでも大丈夫になって来るかと思います。
その作業中、芽吹き出してきたカラマツやナナカマドの新芽を見つけました。先日は氷点下にまで気温は下がりましたが、山の上にも春は確実にやってきているようでした。もう少しすればダケカンバの芽吹きも始まり出してくることでしょう。合戦尾根上部はこのダケカンバが多いため、芽吹きだした頃はとてもきれいになります。それがこれからの楽しみとなりそうです。
そして、今日も玄関前にライチョウはやってきてくれました。今日はメスもいて2羽仲良く、この石垣の上をうろうろしていました。この石垣のすぐ下は雪解けが終わり、地面が出てきていて、エサとなる草の新芽があるから毎日こうしてここにやってくるのでしょうか。午後より雨が降り出しました。これで雪解けもまた進むことでしょう。
河地
【中房線の状況について】
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