暖かい大晦日。
今年の冬は１１月に今日年までよりちょっと早めに雪が積もり、今年こそ冬らしい冬になると思っていたのですが、１２月になってからは気温の高い日が多く、今日もそれを象徴するような気温の高い１日となりました。そのため、朝のうちは登山口は雨またはみぞれといった天気で心配したのですが、下ではそれほど濡れなかったようで、お昼前より山で年越しをされるお客様が到着され始めました。その頃のの気温は玄関先の温度計で－２．２℃。冬用のウェアでは暑いと言って到着される方が多くいらっしゃいました。夕方になり、気温は少し下がり始めましたが、それでも－７℃と冬にしては暖かい気温となっています。天気予報が良くなかったこともあり、いつものような賑やかな大晦日とはなりませんでしたが、すごい大荒れとはならなく、皆さん無事に到着されなによりでした。
今日は大晦日ということで夕食にはお酒と年越しそばを振舞わせて頂きました。
夜になって雪がやや強めに降ってきましたが、小屋の中では皆様楽しそうに過ごされていらっしゃいます。コロナ禍も落ち着いてきたので、今年はかつてのように日付が変わるまで消灯を伸ばしました。だんだんとかつてのように戻りつつあることが嬉しく感じます。
さて、今年も残すところあと数時間となってきました。お客様もだいぶ戻って来られ、久しぶりに忙しさを感じる１年でしたが、たくさんの方に燕岳登山を楽しんで頂くことが出来て良かったなと思います。
皆様にとって来年が素晴らしい１年となりますように・・・
河地
