燕・歳時記 Special

燕山荘通信

栂池スノーシューツアー1DAY最終回を催行しました


3月25日は、「白銀に輝く栂池展望湿原スノーシューツアー1DAY」を開催致しました。先週に引き続き、栂池ロープウェーの運行開始が延期となったため、ゴンドラ山頂駅~栂池自然園の往復にルート変更となりました。事前にルート変更になる旨ご了承いただきましたお客様には、ご理解ご協力賜りありがとうございます。

 

今年の春の訪れは、ここ栂池一帯でもかなり早く、地元の方のお話では例年の5月GW頃と同じくらいの雪融け具合だとか。この日も歩き始めに空から降ってきたものは雪ではなく雨でした。

 

今年の春の訪れは、ここ栂池一帯でもかなり早く、地元の方のお話では例年の5月GW頃と同じくらいの雪融け具合だとか。この日も歩き始めに空から降ってきたものは雪ではなく雨でした。

 

よく目を凝らすと、既に一部のミズバショウが芽吹いていました。恐らく例年ですと、標高1,600m~1,800m辺りの栂池自然園界隈では早くても4月下旬辺りから芽吹くものと思われますが、まだこの3月末にとは驚きです。

 

沢沿いの所々にはポッカリ口をあけた雪穴。中からは水の流れが聴こえてきます。そしてその脇ではセッケイカワゲラの姿も。まさに雪国の春の訪れです。

 

途中「神の田圃」を経由。この辺りより雨から雪に変わりました。濃霧のため視界は全く効きませんでしたが、相変わらず風は全くなく、木々の佇まいがモノトーンに感じられ、これはこれで乙なものでした。

 

 


雪は降り続きましたが気温はさほど下がらず、のんびり快適に歩いてスタートから2時間ほどで栂池自然園に到着しました。高台まで登り上げたところでランチタイム。少しずつではありましたが、辺りの視界が少し効いてくるようになり、それだけでも歓声があがりました。また来シーズンにリベンジです。

 

その後は、湿雪でかなりズボンなど濡れてはしまいましたが、おもいっきりヒップソリの滑りを楽しみながらの下山。ザラメ状の雪が、ほどよい滑走を提供してくれました。

 

ご参加頂きました皆様、ありがとうございました。

 

2023年1月~3月催行しました、燕山荘のスノーシューツアーは、今回が最後となりました。雨によるツアー催行の見合わせ、悪天候でコース内容の一部変更、加えましてロープウェー運行の延期により大幅なツアー内容の変更等、結果として天候の影響を多分に受けたシーズン、何かとご迷惑おかけした面多々あった中でも、多くの皆様にご参加頂きました。
この場をお借りしまして改めまして御礼申し上げます。

来月からは2023年度の燕山荘グループの営業が、燕山荘と有明荘を皮切りに始まります。是非山の上に足をお運び頂き、大自然の素晴らしさと魅力を十分に味わって頂けましたら幸いです。そのお手伝いができるよう、スタッフ一同努めてまります。
引き続き燕山荘グループを宜しくお願い致します。

ありがとうございました。

ガイド:井村、榊
写真と文:榊

 

株式会社燕山荘 松本事務所

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