燕山荘スノーシューツアー始まりました
今年で24年目となる燕山荘オリジナルスノーシューツアー。
2020年1月～3月、白馬山麓栂池高原、上高地・乗鞍、北八ヶ岳、戸隠高原などの各エリアで、燕山荘スタッフガイドによる、スノーシューツアーを催行いたします。
今シーズン第1回目「栂池自然園・白馬三山大パノラマスノーシューツアー」を、１月２５～２６日に催行しました。先の燕山荘年末年始営業時のスタッフブログ等でも発信しましたが、この冬のかつてない雪の少なさ、ツアーへの影響が心配されましたが、標高約1800ｍの栂池自然園一帯は、スノーシューをするには申し分ない雪の量、加えて穏やかな晴天にも恵まれ、参加された方皆様十分に楽しまれていらっしゃいました。
スタートは、栂池高原スキー場にあるゴンドラ山頂駅から。長野県北部の豪雪地帯の一つである白馬一帯、例年ですと豊富な雪の量で合間にある沢筋は隠れて姿を消しますが、この冬は様相が一変。それでも落葉した明るい樹林の中の散策は快適そのもの。冬芽や動物の足跡を見ながらゆっくりと、所々見え隠れする水の流れを安全に避けながら、徐々に高度を上げていきます。
神の田圃にて
登り始め高曇りだった空模様は、徐々に青空へと変わり、途中の展望効く所では、白馬岳がくっきり姿を現し、真っ白な雪と紺碧の空のコントラストが見事。
昼前に栂池自然園入口に到着。
自然園辺りも、所々湿地が見え隠れする状況。これにはどちらかというと、参加されたお客様よりも我々スタッフの方が驚きました。本来であれば１月のこの時期、３ｍ以上の積雪量は有するこの辺りですが、恐らく今回は１m前後だったと思われます。
何度か参加されているお客様方が自らすすんでランチ用のテーブル作りに。背景となる白馬岳の位置をも考えて頂き、大きいながらも立派なテーブルが完成、おいしい時間となりました。
戸隠は高妻山を左手に見ながら、帰路に就きました。
帰りは栂池スノーシューの醍醐味の一つ、ヒップソリ使いながらの尻セードで、存分に雪と戯れて頂きました。病みつきになります。
栂池スキー場内のゴンドラ山頂駅からは最後もう一度ゴンドラを乗車して下山。車窓からは白馬三山から鹿島鑓ヶ岳まで一望できます。
ご参加頂きました皆様ありがとうございました。
ガイド：井村、榊 写真と文：榊
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燕山荘では、①夏（７月～８月）の燕岳、②秋（９月）の燕岳、③初冬（10月～１１月下旬）の燕岳、④積雪のある春（４月下旬～６月）の燕岳、⑤年末年始（12月中旬～１月上旬）厳冬期の燕岳と、季節をかえてお楽しみ頂いております。その中でも、厳冬期の燕岳に安全に登って頂くためには、段階を追って経験を積んで頂いてから登って頂くことをお薦めしています。そのステップの一つが、スノーシューツアーで雪のある時期の山歩きに慣れて頂くことです。その際に、雪山に登る装備や知識をスタッフからご教授させて頂いております。
単純にスノーシューをお楽しみ頂くだけでの参加も歓迎です。
３月末まで幅広いエリアで開催予定ですので、皆様のご参加をお待ち申し上げております。
燕山荘スノーシューツアー日程詳細は→【燕山荘オリジナルスノーシューツアー】
