燕・歳時記 Special

燕山荘通信

2019-2020燕山荘年末年始営業 総集編①


12月25日 クリスマスの燕岳

2020年を迎えまして、早半月が経ちました。この年末年始も多くの方にご利用頂き、改めまして御礼申し上げます。
数回にわたりまして、営業期間中に印象深かった事象をハイライトで綴りたいと思います。

 

<少ない雪>
1月半ばではありますが、依然として異常なほどまでの暖冬に加え、全国的な少雪傾向が続き、各方面のスキー場は軒並み営業の縮小を余儀なくされているところが少なくありません。標高3,000メートル級の峰々を抱える北アルプスの稜線、今頃は多少積雪も増している事と切に願っていますが、この年末年始のあまりにも雪の少なさには、お客様以上に私共スタッフが一番驚きをもって感じました。

▼合戦沢の頭より
2017年12月

 

2019年12月

▼燕山荘直下より
2017年12月

 

2019年12月

▼燕山荘と燕岳
2017年12月

 

2019年12月

いずれも一昨年の時との比較です。2017年が決して雪の多い年だったわけではありませんが、その当時と比較すると、その差は歴然です。地球温暖化が常態化している昨今、この冬の状況は深刻な問題として、山に携わる人々の心に留めておかなくてはならない光景だと思います。

 

12月24日 燕山荘裏手から樹氷と槍ヶ岳

 

12月20日 イルカ岩と槍・穂高連峰

 

1月6日 ご来光

 

1月5日 日の入

 

12月23日 朝霧に咽ぶ北アルプス

厳冬期のこの時期に垣間見る北アルプスの主稜線の美しい輝きを、是非現地でご覧いただき、自然豊かな大地がどんなに素晴らしいもので、人々を幸せにさせてくれるか・・・一人でも多くの方に共感して頂けるよう、微力ながら燕山荘スタッフ一丸で、これからも皆様にお伝えしていきたいと、改めて感じたこの度の年末年始営業。雪が少ないとはいえ、やはり目の前に広がる雪景色は、この時期に相応しい荘厳さを備えたものでした。

 

写真:河地、榊 文:榊

 


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