燕・歳時記 Special

燕山荘通信

2014今シーズンの営業間もなく終了です。


4月25日から始まった今シーズンの営業も、間もなく終わろうとしています。
山は白くなり、すっかり冬の装いとなっています。

11月21日現在、燕山荘周りで約50センチの積雪となっています。ここのところ、大きな天気の崩れはなく、平日でもお客様が登ってこられ、トレースはしっかりと付いています。第1ベンチを過ぎると積雪があります。ピッケル・アイゼンは必要です。晴れていても、日中でも氷点下です。冬山装備でお越し下さい。

【冬山の景色】

晴れた日には、青空に真っ白になった山が見えます。11月でもひと足早く、冬山の景色を楽しむことが出来ます。

【日の出は6時25分】

雪の季節の日の出は、白い雪面も紅く染まり、雪山ならではの美しさです。日の出は6時25分、
日の入りは16時40分頃です。

【真剣にシャッターを切る】

写真撮影を目的に来られる方が多いのもこの時期の特徴です。皆さん、ダウンや帽子などしっかりと服を着こんで、真剣にシャッターを切っていらっしゃいました。

【めがね岩】

日中、暖かくてもマイナス5℃位までにしか気温は上がりません。
岩に付いた氷も落ちることなく付いています。

【燕岳山頂から北燕岳方面を見る】

東沢乗越経由で中房へ至るルートは、雪がびっしりと付いて通行出来なくなりました。

【燕岳山頂より燕山荘を望む】

【燕山荘の冬支度】

燕山荘の各所には、冬の間、雪の重さから小屋を守るための支柱が立ててあります。
夏は賑わったサンルームも今はこのような様子に。
ケーキ・生ビールは売店で引き続き販売しています。どうぞお楽しみ下さい。

【白くなったライチョウ】

白くなった雷鳥に会えるかもしれません。冬になると雷鳥は標高を下げるので、燕山荘の少し下のほうが見つかりやすいかもしれません。

天気が良ければ素晴らしい景色に出会えます。しかし、冬は一旦天気が崩れるととても厳しい世界となります。しっかりとした装備でお越し下さい。天気の情報を知っておくことも大切になります。

燕山荘と有明荘の今シーズンの営業は、11月24日のご宿泊までとなります。
その後、燕山荘は年末年始2014年12月20日~2015年1月5日のお泊りまで営業を致します。
2014燕山荘年末年始冬期営業の詳細はこちらから

写真・文  河地清人

株式会社燕山荘 松本事務所

〒390-0874 長野県松本市大手2-3-10

0263-32-1535 0263-32-0898

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