2025年 燕山荘をご利用いただきまして誠にありがとうございました。
11月23日営業最終日を迎え2025シーズンを無事終了することができました。
今年は様々なことがありました。4月14日に生じた燕岳登山口へ通じる中房線の路肩崩落で、8月8日まで一般車両が通行止めとなりました。一部区間においての無料送迎実施など、初めてのことに試行錯誤しながら、今、出来ることを考えて、懸命に対応いたしました。燕山荘スタッフはこの3ヶ月半の間毎日送迎に携わってきました。お客様には、アクセスにご不便な中にもかかわらずご来荘いただき、さらに大勢の皆様から励ましのお言葉をかけていただきまして、スタッフ一同心より感謝申し上げます。長野県、安曇野市、安曇野市観光協会はじめ関係各所の皆様に多大なご尽力をいただき復旧できたことを大変有難く思っております。
また、昨年12月に急遽ヒュッテ西岳運営への打診があり、何とか営業体制を準備し、こちらも試行錯誤しながら、7月から燕山荘グループの山小屋として営業を開始いたしました。燕山荘グループ全体で協力しスタッフ皆がよく考え、初年度の営業を無事終了することが出来ました。
多くの皆様のご尽力、ご協力により、2025シーズンの営業を無事に終了することができましたことを心から御礼申し上げます。

▲夕食の盛り付け

▲配膳

▲最終日のフロント

▲大天総支配人榊も手伝います

▲燕山荘の手ぬぐいの中に合戦小屋のスイカ手ぬぐいも

▲食堂入り口前のご案内

▲ご夕食一回戦目の準備完了

▲営業最終日はワインサービス

▲さらにサプライズがありました

▲メッセージ付きのケーキ

▲お客様も笑顔、スッタッフも笑顔の最終日です

▲お客様全員にプレゼント

▲24日全ての仕事が終わった後のお茶会

▲北アルプス4代目の時代に。槍ヶ岳山荘穂苅大輔社長(右側)、横尾山荘山田耕太郎専務取締役(左側)が燕山荘営業最終日に登ってきてくれました。
間もなく新しい世代に引き継がれていきます。

▲最終日スタッフ全員で

▲毎年恒例の打ち上げ。今シーズン燕山荘グループで働いていただいたスタッフ全員ご招待しています。
毎年恒例の打ち上げは、北海道から九州まで燕山荘グループで仕事をしてくださった皆さんが再集合してくれました。20年以上利用している温泉ホテルの方から「毎年スタッフ皆さんの明るく、楽しそうな、連帯感の良さは素晴らしいですね。エネルギーをもらえます。」とおっしゃっていただきました。早く下山した働く仲間とも再開できる楽しみな一時です。皆さんご苦労様でした。
写真・文:赤沼健至