燕・歳時記 Special

上高地・乗鞍スノーシューツアー催行しました


2月10日~12日の2泊3日にて、上高地・乗鞍ツアーを催行致しました。

3日間いずれもにわかに晴れ間は出たものの、穂高や乗鞍の頂を拝むことは残念ながら叶いませんでした。しかし、ツアー直前の降雪のおかげで、真冬らしい雪の光景を随所で堪能できたことは大いに満足、来年以降のリベンジへとつなげることはできたかなと思います。

▲初日は足慣らしで乗鞍高原内にある善五郎の滝までの賞味1時間半程の散策。
氷瀑が有名な真冬の善五郎の滝、昨年よりは結氷面積が広がり、それ目当てのクライマーや、スノーシュー散策を楽しむ大勢の方であたりは賑わっていました。

▲迎えた二日目、上高地へと向かいますが、連休中日ということもあり、釜トンネルの入り口はハイカーで大混雑。
年末年始以外、こんな活気あふれる冬の釜トンネルは久しぶりのような気がします。多くの笑顔が垣間見えました。

▲トンネルを抜ければ、焼岳と前穂高岳のピークがお出迎え。
青空も見え隠れし、真っ白な岳沢越しの穂高連峰の全景に期待が膨らみますが・・・


▲この日の晴天はこれが最大。以降徐々に雲が増え、最終的には雪模様になってしまい、全容はお預けとなります。

 

▲それでも優れた景勝地です、要所の雰囲気は充分に堪能できました。

▲ほとんど無風でした。しんしんと雪は降ってきましたが、河童橋手前、一面雪で覆われた広河原でのんびりランチタイムとしました。
背後に時折うっすら見え隠れする霞沢岳を眺めながらのランチも乙なものです。

▲夏から秋にかけてのハイシーズン中の喧騒とは打って変わって、静寂な上高地。
ニホンザルの“お食事光景”を愛でつつ、のんびり上高地をあとにしました。

▲最終日も上空の寒気の影響が残りそうであることを考慮の上、その影響を被ることで強風になりやすい位ヶ原方面への散策を予定変更し、岐阜は平湯温泉の先に位置する福地山を目指すことにしました。標高こそ低めながらも、頂き付近からは、槍ヶ岳や笠ヶ岳、乗鞍岳を望むことができる展望よい穴場のスノーシューポイントなのだそうです。

 

▲標高差は約700mと登り応えはありますが、つづら折りの道で緩やかに高度を上げるので、急登なイメージはあまりありません。
標高を上げれば広葉樹の明るい樹林歩き、心地よい汗といったところでしょうか。

▲一瞬雲の切れ間から、大キレットとその左手に南岳が見えましたが、今日も北アルプスはこの一瞬が唯一なってしまい・・・

 

▲時間的に福地山山頂手前の展望台と称する所で今回はタイムアップ。
稜線を包む雲を恨めしく思いつつ、来年のリベンジを画策しながらのランチタイムとしました。

 

▲お昼の後は、所々登山道をショートカットしながらシリセードを楽しみつつ、下山の途に就きました。

 

「冬の上高地初めてでした。山の景色が見られなかったのは残念でしたが、スノーシュー履いて雪の上を散策するそのものは充分に楽しめました。また参加してみたいです」
「新しいコースの発見そのものが楽しめました。来年はリベンジしましょう!その時は福地温泉も満喫したいですね」

ご参加頂きました皆様、ありがとうございました。

ガイド:井村、榊
写真と文:榊

 

■2024燕山荘スノーシューツアーのご案内

 

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