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大天荘

稜線の夜間や悪天時は寒い・・・


さかきです。

 

朝から小雨が降ったり止んだりの繰り返しだった今日一日。

降るなら降るで、“恵みの雨”となってもらいたいところですが、何せぱらつく程度の小雨ゆえ、貯水タンクを潤してくれる程ではなく・・・何とも煮え切らない天気でした。

夕方の大天荘。風はありません。それだけにこの濃い霧が辺りに纏わりつき、

有明山方面の景色もこんな具合で、思わず「うーん」と唸ってしまいます。

 

先月末早々に明けたと思われた梅雨ですが、ここにきて晴れ間は出にくい、されど雨も大したことない・・・ここは気負わずに“行雲流水”といきましょうか。

 

そんな折、玄関先を覗くと、イワツメクサの勢いが増し、花数が一気に増えていました。

雨露に濡れたその様は、可憐という言葉がぴったり。

美しいですね。

 

こちらは大天荘のシンボルツリー ナナカマド。

雪融けの早い小屋に向かって右手の蕾から開いてきました。

年々大きくなるこの子、来荘の際は是非間近でご覧ください。

躍動感伝わるはずです。

 

 

下界の暑さとは裏腹、標高2870mの稜線にあるここ大天荘周辺の、今日夕方の外気温は、概ね12℃台。今日は日中の陽ざしが無かったことに加え、時折雨模様でもあったことから館内も肌寒く、午後早々にはストーブに火を入れました。

「何を、こんな時期にストーブを」との方いらっしゃるかと思われますが、真夏でも北アルプスの稜線では、夜間や愚図ついた天気の日などは、館内は勿論のこと、外でのテント泊は想像以上に“寒さ”を感じるはずです。

 

どんな天候の時でも登山に出かけられる際、“防寒着は必ずザックの中に携行する”、これは基本ですのでお忘れなく。

特にテント泊の方、夜間や悪天時(特に強風を伴った際)の寒さには十分お気を付けを。

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