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燕山荘

2022年冬のシーズン締めくくり、栂池展望湿原ツアー。


2022年冬シーズンのスノーシューツアー最後となる栂池展望湿原ツアー7回目を3月27日に催行致しました。

27日は明け方まで麓の栂池高原一帯は強風と小雨模様の天気。果たして天気予報通りの晴天が広がるのか半信半疑でしたが、標高1,800m以上は雲上の別世界。ツアー最後を飾るに、最高の天気と眺望が叶いました。

 

 

朝8:00「ホテル雪倉」さん玄関前集合の時点では、ご覧の様子。まさか栂池自然園から上部が晴れているとは誰も想像していませんでした。

ゴンドラとロープウェーを乗り継いだその先には、くっきりとした山並みが視界に入り、我々ツアー一行の胸が高鳴ります。

ほどなくして栂池自然園入口に到着。

風はほとんどなく、むしろこの時期の太陽光線にやや暑さ感じるほど。贅沢な気象条件です。

わかりにくいですが、栂池自然園一帯から下は見事な雲海が入りました。このツアーとしてはこれまでにもあまり目にしなかった珍しい光景です。これでは麓の天気の悪さに納得です。浅間山や四阿山の頂が雲の上から顔を出していました。

徐々に高度を稼ぐと共に薄雲が徐々に取れ青空が広がっていきました。その分、風が強まり出します。

そして気づけば前方に白馬三山の迫力がグッときます。

この空の青さと白い雪のコントラスト。

今シーズンの栂池自然園1泊2日のツアー並びに展望湿原日帰りツアーは、なかなかこの晴天に恵まれる機会が少なかったように思います。是非この光景を体感してもらいたかった・・・。

背後には今日通過した栂池自然園一帯と高妻山が一望。

そして改めて南側に目をやると、遠くに常念岳、横通岳、東天井岳の山並みが。本当にこの日は遠望がよく効きました。

昼前には展望湿原に到着。

文句なしの眺望です。

白馬岳や杓子岳、そして白馬鑓ケ岳の迫力が満点なのが、ここ展望湿原の魅力です。

この日もランチタイムは、風が凌げてなおかつ歩いてきた栂池自然園一帯を眺められる場所にて。

帰りは恒例となったヒップソリを使ってのダウンヒル。

最初恐る恐るも、皆さん雪まみれになって、“年齢”を忘れて楽しみました。

終日クリアな視界に恵まれた白馬三山。この景色を惜しみつつ、下山の途に就きました。

 

雪山登山の魅力を多くの人に体感して頂き、その自然の美しさや素晴らしさをお伝えすべく、その初歩的ステップとして、燕山荘のスノーシューツアーは二十数年来に渡って続けてきています。

来冬シーズン以降も、引き続き一人でも多くの方に雪山の魅力をお伝えできるよう努めてまいります。

いつ収まるともわからない新型ウィルス感染症ですが、感染対策怠りなく、今後も企画・催行していく予定です。

是非皆様のご参加をお待ち申し上げております。

 

ご参加頂きました皆様、ありがとうございました。

※3月26日発の栂池展望湿原ツアー(日帰り)は、天候不良のため催行を見合わせ致しました。

 

改めまして、この冬のスノーシューツアーにご参加頂きました皆様、並びにツアーの宿泊等でご協力頂きました関係各所の皆様に、心より御礼申し上げます。ありがとうございました。

担当ガイド:井村、榊

写真と文:榊

 

 

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