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大天荘

4連休点描。


さかきです。

 

 

7月16日の梅雨明け以降初めてだと思いますが、今朝は日の出を拝むことは叶いませんでした。辺り一面濃い霧の世界。

 

それでも、6時ぐらいからにわかに小屋東側に薄日が差し込みはじめ、うーん、連休最終日、お客様の流れもいくらか落ち着いたことだし、3日ぶり朝の大天井岳山頂に向かってみるか・・・

大天井岳からの稜線真ん中を対照軸に、東側はクリア、西から南側は雲の世界。

山頂への行きしな、ふと東側の人の立ち姿を見ると、何とも幻想的な世界が目に入りました。

そこから山頂方向へ歩を進めると、案の定、見事なブロッケン現象。

さらに後ろを振り返り小屋を眺め見ると

まるで静かに時が流れているかのような光景。

滞在時間数分の出来事でしたが、久しぶりに幻想的な世界に浸ることができました。

 

 

夕立はあったものの、概ね夏空が続いた4連休。テント泊を中心に大勢の登山者がお見えになりました。日中は受付の椅子からなかなか離れられない状況が続き、とても写真を撮る余裕が無かったため、久しぶりの更新となってしまいましたが、連休中印象に残ったシーンを数枚。

所狭しに並ぶテントの数の多さにびっくりした連休初日の大天荘テント場。圧巻でした。

夏の夕方のイメージにピッタリな夕焼け雲。

連休中日の朝。槍ヶ岳方面に縦走予定の方が多かったせいか、テント泊の人の動きは朝からとても早かったように思います。満ち溢れる活気、夏山らしい、いい雰囲気ですね。

   ▲穂高連峰

   ▲槍ヶ岳

   ▲表銀座縦走路 燕岳方面

“夏色”の北アルプス。清々しい空気感が漂っていました。

 

 

燕山荘OBで、今はアラスカを中心に精力的に活動している写真家 佐藤大史氏(左端)とそのお連れ様一行。この日はヒュッテ大槍までの行程とのことで、朝早く出発していきました。

この4連休もあちこちで安全登山の啓蒙活動に救助活動と多忙を極めた夏山常駐隊。8月いっぱいまで続く活動、本当にお疲れ様です。

 

 

以上、4連休点描でした。

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