ナナカマド、雪化粧。
さかきです。
今朝の速報でもお伝えしましたが、一晩で大天井岳周辺の様相は一変しました。
明日明後日、大天荘まで行動予定されている方は、6本歯以上のアイゼン、ストック2本もしくはピッケルの携行をお願い致します。
※積雪に耐えうる登山靴でお越しください。トレランシューズ・スニーカー等は危険です。

シンボルツリーであるナナカマドもすっかり冬化粧。

昨夕降り始めは雪でしたが、未明に一旦みぞれに変わり、それが再び雪へと転々した関係で、ナナカマドや露出した岩などは部分的に“着氷”しました。
寒くはありますが、とても“美しい”の一言に尽きます。

大天井岳と大天荘周辺もご覧の通り。
前述しました通り、着氷した雪も相まって、まんべんなく一面真っ白となりました。
ただ、部分的に凍っている箇所もあり、見た目以上に歩く際は注意が必要です。
▲槍ヶ岳
▲穂高連峰
槍穂の稜線は終日見えることはありませんでした。見える範囲の山肌を見る限り、こちらはほぼ真冬並みの様相を呈しています。


燕山荘の標高が2,710m、大天荘が2,870m。標高差150m余りですが、これだけでも雪の付き具合・積雪量が違うのが一目瞭然です。

常念岳方面の縦走路も真っ白です。

安曇野平方面は、穏やかな光景。麓から望む北アルプスの稜線は、どんな風に見えているのでしょう・・・
今晩も一降りありそうです。