ベニテングタケ
10月1日(水) 午前5時半現在の気温:14℃ 天気:晴れ
おはようございます。
有明荘周辺は早朝はかなり冷え込んできており、一桁の温度になる日も多くなってきました。
さて、先日燕岳から大天井岳まで縦走してきました。
天気は曇りでしたが、高雲で穂高連峰から北アルプス裏銀座、立山方面まで見渡せる最高の眺望でした。
合戦小屋から合戦尾根の頭までの道中で見つけた特大サイズのベニテングタケ。
開いた傘はゆうに30㎝を超えていました。
毒キノコとしては名高いベニテングタケですが、長野県の一部の地域では毒抜きして蕎麦の出汁に使い食べていた歴史もあるそうです。
ベニテングタケに含まれるイボテン酸ですが、テングタケ科のキノコに含有される毒成分として有名です。
イボテン酸ですが旨味成分としても知られており、昆布の旨味として知られるグルタミン酸の10倍もの旨味を持つといいます。
(※注意:ベニテングタケの毒性は強く、摂取すると吐き気や発汗、嘔吐下痢などを引き起こします。最悪の場合には呼吸困難や死に至る事もあります。)
ちなみに毒抜きの方法ですが、湯でこぼして塩づけするらしくほとんどのイボテン酸は抜けてしまうので強い旨みは感じないそうです… そこまでして真似はしたくないですね。
(藤谷)
