秋雨前線。
夏の空気と秋の空気の境目にできる秋雨前線がこの付近にあり、雨の降りやすい天気の日が続いています。季節の変わり目にはつきものの雨ですね。この雨が終われば季節は秋へとぐっと進みそうです。
今日は一段と気温が下がったように感じました。そろそろ寒くなってきたので夏の間は不要であった毛布を各部屋へ配りました。個人差も有るかと思いますが小屋の中ではまだそれほど寒くはないかと思います。ただ、外は朝晩は10℃以下になる日も出始めてきているので、薄手のダウンやフリースなどの防寒着はお持ち下さい。
朝を中心に雨は降りましたが、日中は雨の降らない時の方が多く、青空が見られる時もありました。こういった天気の時、周りの天気は悪くても燕岳は姿を見せてくれることは多いものです。今日もそんな天候でした。
今日は各所でゲリラ豪雨があったようですが、日が沈む頃、東の空には発達した積乱雲が見られました。この積乱雲は高さが10000m以上になるため、この辺りに日が当たっていなくてもまだまだ太陽の光を浴びていて、最後まで明るく輝きます。暑い暑いと言っていた夏ですがようやく終わりが見えてきたのでしょうか。麓の街では30℃を越えないような日々になっていきそうです。そうなると山の上ではぼちぼちストーブの出番となってきます。
河地
