有明荘と湯婆婆
8月17日(日)午後1時現在の気温:29℃ 天気:晴れ
今日は夏らしい青空で、蝉の声がずっと響いていました。
私は8月から短期のアルバイトとして有明荘で働いています。働いていて一番大変だと感じるのは、温泉の温度調整です。
写真は、熱すぎるお湯を「湯もみ」で冷ましている様子です。
今では家のお風呂なら給湯器でボタンひとつ、レバーひと回しでちょうど良い温度になりますよね。
でも有明荘では少し違います。蛇口からは源泉そのまま(70〜80℃!)が出る方と、もう片方からは沢水が出る仕組み。両方をひねるだけでは心地よい湯加減にはならないんです。
そこで私たちは湯もみをしたり、1日に何度も温度を測ったりして、どの時間帯でも安心してくつろげるように工夫しています。
余談ですが、有明荘の雰囲気はまるで『千と千尋の神隠し』の世界。
湯もみやお風呂掃除は簡単ではありませんが、私は「千になった気分」で日々頑張っています(笑)。
千は湯婆婆に名前を取られて「千」と呼ばれていましたよね。私も同じで、「かおるこ」という名前から一部を取って「るこ」と呼ばれています。まさに有明荘にも湯婆婆がいるんです!
(林)
