梅雨空戻る。
イワハゼ(アカモノ)
イワカガミ
梅雨が終ってしまったかのような晴天が続いていましたが、今日は朝から強い雨が降りました。お昼頃には前線の通過により幾度となく雷鳴が聞かれました。そんな梅雨空の下、雨に濡れた花々がとてもきれいでした。第3ベンチ前後でこれらの花を見ることが出来ます。
合戦小屋のナナカマドはすでに花を咲かせています。お昼頃の雷と重なってしまった方々は合戦小屋で雷をやり過ごしてから登って行かれました。改めて、合戦小屋の重要性を感じました。
合戦沢の頭より上でもダケカンバの芽吹きがだいぶ進んできて、雨の中、新緑がとても色鮮やかでした。きっとこの雨を喜んでいたのでしょう。
今日の雨で登山道上に残る雪はほとんどなくなり、燕山荘まではほぼ雪を踏むことなく来ることが出来るようになりました。
燕山荘周辺も一気に緑が濃くなってきています。夏に向けてまっしぐらといった感じです。
強い雨の降った一日でしたが、夕方にはその雨を降らせた前線も通り過ぎ、天気は一気に回復してきました。そこに広がる景色もまた緑が一気に多くなったような気がしました。そして、槍ヶ岳方面にある雪もぐっと少なくなったような気がしました。たった一日で風景はずいぶんと変わっていきます。
遠くには富士山の姿も見られました。この先の天気予報を見ていると傘マークが多く並んでいますが、この時期に雨が降らないと水不足になってしまうし、植物たちの成長に雨は欠かせないので傘マークが並んでいるとすこし安心します。やはり雨が降る時には降ってくれないと。
河地
【中房線の状況について】
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