安全に楽しむために その2
5月27日(月) 現在の天気:晴れ 気温:11℃
昨日に続いて本日も肌寒い一日になりそうな気配です。以前のブログで、登山をより安全に楽しんでいただくために、ウォーミングアップをすると良いということをご紹介しましたので、今回は登山中や下山後にできる体のケアについてご紹介したいと思います。
有明荘から燕岳までは距離が約5.3km、高低差が約1455mとなっており、登り、下りともに体には大きな負荷をかけることになります。登山中に足がつったり、登った日の夜に関節が痛んだり、翌日ひどい筋肉痛に苦しんだという方もおられるのではないでしょうか?
それらの症状の原因の大半は体に溜まった”疲れ”によるものです。登山後に体をケアすることで、これらの症状が和らぐ可能性がありますので、是非試してみてください。
そこで、今回ご紹介したいのは太ももの後ろ側のストレッチです。
こちら写真のようにイスなどに腰かけ、片足を伸ばします。つま先を上に向けたまま、お尻から体を前に倒します。
太ももの後ろが気持ちよく伸びたところで30秒ほど動きを止め、ゆっくりとももの後ろ側を伸ばしてください。反対の脚も同様に行います。
下山後バスを待つ間や、温泉の後にもできる簡単なストレッチですが、登山後の脚の疲れを軽減させる効果がありますので、是非お試しください。ゆっくりと呼吸をして、気持ち良い所で止めるというのがポイントです。
有明荘では当面の間(6月30日まで)9:30から温泉をご利用できますので、下山後に疲れた身体を癒しに来て頂ければと思います。また、中房線の通行規制があるこの状況だからこそ、例年に比べて登山に訪れる方が少なくなっていますので、静かな燕岳登山道をのんびりと楽しんでいただけるのではと思います。
次回は股関節のまわりのストレッチ②でお尻のストレッチをご紹介したいと思います。登山後に体のケアをして、翌日の疲れを軽減させて、山を思う存分お楽しみ下さい。
(竹内)
【中房線の状況について】
燕山荘ホームページトピックスで最新情報をご確認いただきお越しいただくようにお願いいたします。
