秋の空気が入ってきて。
今朝の玄関先の温度計は６℃台とこの秋一番の冷え込みとなりました。昨日の雨を境に空きがまた一層深まったようです。今日は秋分の日。浅間山が見られれば太陽はその真上から登ってくるのですが、残念ながら今朝は雲海を創る雲に浅間山は隠されてしまい、それを見ることは出来ませんでした。
今日の雲海を創る雲はけっこうしっかりとして、やがて有明山もその中に隠れてしまいました。雲海の中は霧雨のようになっていて、結構見濡れて到着される方もいらっしゃいました。しかし、この雲海の上に出れば素晴らしい景色が広がっていて、皆さんとても感動されていらしゃいました。
今朝の冷え込みにより、色づきはまた一歩進んだようでした。稜線上を吹く風はまさに秋の風で、昨日までと同じ服装では寒く感じました。ちょうどその頃、穂高岳連峰には面白い雲がかかっていました。
日中は安曇野側からどんどんガスが湧いてきて、この周辺はガスで真っ白になってしまいました。日差しも無かったせいか気温以上に寒く感じる１日でした。いよいよ秋本番となってきたようです。
そのガスも日の入り頃、急激に取れだしてきました。そして、気温もどんどん下がってきて、２０時頃には５℃台にまでなってきました。この冷え込みがさらに紅葉を進めてくれることでしょう。日の入りもずいぶんと早くなってきています。１７時半過ぎには太陽は進んでいくようです。あと５日ほどすると昼より夜の方が長くなっていきます。日の入り時刻にもご注意を。先日も書きましたがスピードに自信のない方はお昼に到着するバスで登りだすと日没後に小屋に到着という場合もあります。
山の上は朝晩は街での初冬のような気温となってきています。防寒具をしっかりとお持ちになられ、ぼちぼち手袋やニット帽も必要な季節となってきました。
河地
