トウヤクリンドウとキアゲハ。
さかきです。
朝晩吹く風は、やはり徐々に冷たくなってきたような気がします。最低気温は大天荘の温度計で8.6℃。
▲槍ヶ岳
▲穂高連峰
加えて空気感がなんとなくクリアだった今朝のテント場から見る槍穂は、なかなかのモルゲンロートでした。
北の方角、劒・立山・白馬から北信五岳方面の山並みもくっきりです。
やはり、朝のシャキッとした透明感ある光景を見ると、気分が清々しくなります。
過ぎ去りゆく夏ではありますが・・・とはいえ、まだまだ夏色の北アルプスの山並みです。
青い空、いいですね。
ちなみに、今日もこの後は、夕立こそありませんでしたが、霧に覆われる午後と相成りました。
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ここ数日のブログでもよく登場します「トウヤクリンドウ」ですが、足元見渡しますと、あちこちで盛況です。
トウヤクリンドウ連続ショット。
既に時期が終わったチシマギキョウは、花に対して茎が細い分、頭が垂れるように咲きます(それが彼らの愛嬌なのです!)。それとは対照的にこのトウヤクリンドウ、花の大きさはほとんど一緒なのにも関わらずこれだけ凛と咲いているのは、茎がしっかりしているからでしょう。この子たちも、なかなか愛らしい姿形していて、私の好きな花の一つです。
そんなトウヤクリンドウの撮影中、私の足元をひらひらと優雅に舞う一羽の蝶・・・
キアゲハ。いわゆるアゲハチョウの仲間ですね。
「あら、あなた。気安く私の事を撮らないでいただけます?撮られるなら、一言断って、エレガントに撮って頂きたいわ。」
大変失礼致しました・・・