燕・歳時記 Special

燕山荘通信

2021~2022 燕山荘年末年始営業 総集編



▲燕岳とお餅つき

▲燕山荘代表赤沼によるお餅つき

去る1月4日のご宿泊をもちまして、2021~2022燕山荘年末年始営業は無事に終了致しました。
元旦の昼から1月2日にかけて、風こそ強かったものの北アルプス一帯は見事な晴天に恵まれ、久しぶりにお正月恒例のお餅つきは、燕岳をバックに外で盛大に突くことが叶いました。
新型コロナウイルスの感染拡大が急速に進んでおりますが、元気よく外で突くことのできたお餅つきのごとくこの感染症を吹き飛ばし、楽しい山登りが以前と変わらない形でできる日がそう遠くないうちに訪れることを祈念せずにはいられません。

 

▲燕岳冬期登頂ツアーご一行

 

▲玄関扉の窓についた氷の華

ここ数年来で比較的積雪量の多かった年末年始、寒さもなかなか厳しい日が多く、営業期間中は外気温-22℃を下回ることも数日ありました。そういった意味でかつてのような厳冬期らしい冬の装いを燕岳はじめ北アルプス一帯は我々に垣間見せてくれました。

 

▼11日間にわたります年末年始営業の出来事を、数枚の写真で振り返ります。

▲スタッフ入山 久しぶりに胸高までのラッセル

 

▲トレース・赤旗立て

 

▲クリスマスケーキ作り

 

▲燕山荘にてクリスマス

 

▲年末年始仕様の燕山荘内

 

▲お雑煮盛り付け

 

▲元旦朝 おせち料理

 

▲赤沼オーナーからのお年玉

 

▲お正月恒例 お餅つき

 

▲突き立てお餅 振舞い

 

▲12/25発 登頂ツアーの皆様

 

▲12/29発 登頂ツアーの皆様

 

▲12/31発 登頂ツアーの皆様

 

▲1/3発 登頂ツアーの皆様

 

▲元旦 日の入

 

▲大晦日 風雪

 

▲1/4 ツアー下山の途

 

▲1/2に初日の出となる テント場にて

 

▲雪を融かしての水作り

一昨年より続くコロナ渦、山小屋においての様々な規制やお願いごとには、多くのご利用頂きましたお客様方にご理解とご協力を賜ってまいりました。感謝申し上げます。
こうして振り返りますと皆さん表情がじつに穏やかです。コロナ禍やっとの思いでお見えになる中、感染対策お一人お一人留意されつつ、山を存分に楽しまれている感がひしひしと伝わってきます。
やや窮屈な日常生活から解放され自然の美しさに触れた時の喜びを、一人でも多くの方々に感じて頂きたい、スタッフ一人一人もそんな気持ちでお迎えおもてなしさせて頂きました。

 

▲細氷 通称:ダイヤモンドダスト

 

▲朝焼け 燕岳

 

▲黄金色 残照槍ヶ岳

 

▲遠望 富士山

 

▲燕岳山頂より剣・立山連峰、白馬岳方面

とりわけ印象深かったのは、営業終了後の1月5日の午後、赤旗の回収で合戦尾根を歩いている最中、細氷現象(通称ダイヤモンドダスト)を見ることができたこと。とても神秘的でした。
一年で最も美しい時期と評される年末年始の北アルプスですが、毎年目にする光景ではあるものの、見飽きることはまずありません。それはやっぱり「とても美しい自然」だからこそだと思います。この自然美は絶対的に後世に伝えていかなければならないと思います。

 

▲年末年始営業に携わったスタッフ

改めまして、新型ウィルス感染症の終息が見通せない最中ではありましたが、何とか燕山荘100周年節目の年末年始営業を無事に運営することが叶いました。

「四季を通して大自然の素晴らしさをお客様にお伝えする」燕山荘の使命を胸に、101年目となる2022年グリーンシーズン、お見え頂くお客様が山を存分に楽しんで頂けるよう、精一杯のおもてなしでスタッフ一同お手伝いさせて頂くべく努めてまいります。
どうぞ今後とも燕山荘グループを宜しくお願い致します。

写真:赤沼、河地、榊
文:榊

株式会社燕山荘 松本事務所

〒390-0874 長野県松本市大手2-3-10

0263-32-1535 0263-32-0898

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