燕・歳時記 Special

燕山荘通信

上高地・乗鞍スノーシューネイチャーツアー開催


2月12日~14日、燕山荘企画【第1回上高地・乗鞍スノーシューネイチャーツアー】を催行しました。全国的には、雨が強く降る、春一番が吹く、気温が4月下旬から5月上旬並みまで上がるなど、2月とは思えない天気となった所が多かったようですが、乗鞍・上高地周辺も、14日を中心にまとまった雨降りとなりました。
空高くそびえる穂高連峰や乗鞍岳の雄姿を拝むことは叶わなかったものの、雪ある時期だからこそ存分にできるアニマルトラッキングを中心に楽しんできました。

大正池畔から穂高連峰方面(上高地)

一ノ瀬園地内あざみ池(乗鞍)

【乗鞍高原】

乗鞍高原一ノ瀬園地

一ノ瀬園地内あざみ池

ウサギの食痕

さあ、なんの動物が食べた痕だ?

テンかな?キツネかな?

ヤドリギの成り立ち、皆わかる?

白樺の樹皮には、枝が枯落ちてできる「へ」の字があるのが特徴なんです。

夕食後、モニターを使ってアニマルレクチャー
「雪のある時期は、少ないわずかな食べ物を探しにこれだけ動物達って必死に駆け回ってるんだ」
「足跡見ただけで、その動物のドラマが見えてきそう・・・」
「どこかに間違いなく彼らはいるわけだから、なんか神秘的!」

【上高地】

大正池畔から焼岳方面

大正池畔から穂高連峰を望む

大正池畔から穂高連峰方面
「去年のリベンジに訪れたのに・・・また来年再チャレンジします!」
標高が1,500メートル程ある乗鞍上高地地区でさえも、今回はあいにくの雨模様。当初の予定である河童橋まで辿りつけず、やむなく田代池辺りから引き返すことになりましたが、冬、気温の下がっている状況下での雨、その雨の濡れや寒さから体を守り安全に戻るためには正しい判断だった考えます。

【最終日】

最終日はさらに強い雨になったため、スノーシューを履いてのハイクは諦め、安曇野穂高にある「国営アルプスあづみの公園」施設内にあるテーマ展示館の見学に予定を変更しました。

「ジオラマ見て、改めて北アルプスのスケールの大きさに感心しました」
「今回のアニマルトラッキングの復習ができました」

この度のツアーにご参加頂きました皆様には、天候に伴う日程変更にご協力頂き、心から感謝申し上げます。ありがとうございました。
この先催行予定の各ツアーにおきましても、現地の天候や雪の状態等により、予定を変更することがありますので、予めご了承いただきますよう宜しくお願いいたします。
次回は、2月20日からの白馬栂池ツアー2回目を開催いたします。

今後の燕山荘企画スノーシューツアー日程はこちらから

ガイド:井村克彦、榊 寛昭 
特別講師:植松晃岳氏(野生生物資料情報室代表、燕山荘主催雷鳥観察会講師)
写真と文:榊 寛昭

株式会社燕山荘 松本事務所

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